武道館を埋められるメンバーで100人限定のワークショップを リアルを追い求めるLUNDIZOMBIEZ

“香り”“エロ”“コンプレックス”僕たちにしかできないこと

 

第1回目のワークショップ『KOU』はnanukさんを招いて“香り”をテーマに行いました。その日のために作った特別な“香り”で会場を満たしたんです。帰りにはその香りをお土産に持ち帰ってもらいました。その香りをかぐとそのときと場を思い出す余韻を作りたかったんです。

 

第2回目の『ひめごと』は“エロ”というテーマで。若手スタイリストと一緒に世界観を作り上げました。どちらもなかなか大規模なヘアショーなどで取り扱えないテーマですよね。

 

そして第3回目である今回のワークショップのテーマは『コンプレックス』です。多くの女性は何かしらの『コンプレックス』を持っていると思います。今回はそのコンプレックスをマイナスに思ったり隠したりするのではなく、活かして自信に変えていくことをテーマにしています。例えば僕のモデルさんはくせ毛がコンプレックス。でも縮毛矯正をかけたりアイロンで伸ばしたりするんじゃなくて、くせ毛を活かしてかわいいスタイルにしてあげたい。ショーとして観てもらうことも意識していますが、本人がリアルにくせ毛を好きになれる、くせ毛で楽しく過ごせるスタイルを作っています。

 

一緒にやるのはいつも若くて勢いのある人。お互いに個性や考えをぶつけ合って一緒に作り上げたい気持ちがあるからです。僕が美容業界に入ったころは、もっと美容師同士の個性がぶつかりあっていた気がします。今はロールモデルがあると、みんな右に倣えで同じことをしてしまう風潮がある。だからもう少し個性を大事にしたいなと思うんです。そういった意味で第2回は若い才能をフックアップしようという意味もありました。

 

 

今回はテンサイズのお二人に参加してもらっています。浦さんや内田くんは僕らから見てもすごい人だけど、僕らの考え方は全然フラット。お客さまも含めて同じデザイナーとして同じ立ち位置で作り、観てもらうんです。新潟という場所で、こういう規模感、人数、目線でやることで、観にきた人にも“自分もやってやるぞ!”という気持ちになってほしいし、背中を押したい気持ちもあります。僕自身さまざまな才能を持つ方たちに “このままじゃダメだ”とか“もっとやりたい”と思わせてもらったんです。だから今度は自分たちの存在が一つのきっかけになってバトンを渡せたらなと思います。

 

>LUNDIZOMBIEZワークショップ『コンプレックス』に潜入!!

 

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