daughter尾花 宏之さんが駆け抜けた波乱万丈の美容師道 【関西人気美容師を繋ぐ輪】
【独立後】
Q12.『daughter』の特徴や強みを教えてください。
1年くらい前からパーマがトレンドになってきており、自分自身も得意としているジャンルなのでそれが1つの強み。もう1人のスタイリストはブリーチワークが得意なのでそこを強みにどんどん集客していますよ。今後もスタッフが増えていくにつれて、その分だけdaughterに強みが加われば嬉しいし、1人ひとりの強みや個性を発揮できるサロンにしていきたいなと思っています。
Q13.『daughter』の名前の由来は?
店名を考えていた時に、誰もが分かる英語で音の響きがいい言葉を探していたところ、たまたまお客さまから「daughterでええやん!」って提案してもらったんです。娘もいるので「お、良いっすね!」って流れで(笑)。
Q14.お店づくりのこだわりポイントは?
僕が閉所恐怖症なので「開放的なお店づくり」は必須事項でした。何十件とテナントを探し回ってようやく、天井が高くて窓も大きい理想の物件と出会うことができました。自然光もたっぷりと入って、観葉植物に囲まれたナチュラルなサロンは神戸の街の雰囲気とぴったりです。
Q15.美容師として仕事で大切にしている考えや姿勢を教えてください。
僕らの仕事って1対1で目の前のお客さまを笑顔にする仕事。だからこそ、そこをいかに追求して、技術やホスピタリティを磨いていけるか。そこはいつの時代も変わらない美容師の本質であり、美容師の醍醐味ですからね。
Q16.これからどういう美容師が生き残っていくと思いますか?
今でこそインスタは集客に繋がる大きなツールですが、長くお客様と付き合っていくためには技術は必須でしょう。あとは探究心。今ではS N S、オンラインサロン、YOUTUBEなど色んな学び方ができる時代だから、そこに投資を惜しまないこと。そして、見て満足するだけじゃなく、自分のモノにするために練習を繰り返すことですね。新しい技術を身につけた分だけ提案の幅も広がって、単価も自然と上がっていきますよ。
Q17.今後どのような美容師人生を歩んでいきたいですか?目標を教えてください。
実は1社目を辞めた時に東京か三宮で働くか迷った時期があり、今も心の中では「最前線の東京で勝負してみたい」という気持ちもあります。三宮のサロンを守りながら、小さいサロンでも良いので東京でお店を構えたいですね。計画通りに行けば、あと4年後くらいを目処に。そのためには今は人材育成に力を入れないとですね!
【プライベート】
Q18.今、美容師以外に夢中になっていることはありますか?
これと言った趣味はなく、休日に娘と遊びに行ったり、カフェでサロンの経理を片付けたり。時間が空けば海外ドラマを観ることくらいかな。
Q19.好きなファッションブランドは?
WTAPSやWACKO MARIAが好きですね。男性目線から見た「悪いヤツラ」みたいなファッションが好みです。堀江とか中崎町へはよく買い物に出かけますよ。
Q20.お勧めのヘアケアブランドはありますか?
Olaplex(オラプレックス)はカラーやブリーチ、パーマによるダメージを大幅に抑えてくれるので愛用しています。ラインナップを全て揃えると、ハリが出て手触りもよくなり髪質がかなり改善されるのでオススメです。
Q21.最近ヘアアイテムで購入したヘアアイテムで一番よかったものは?
rolland(ローランド)というブランドの「シャビイマッド」というオーガニックワックスですね。適度なウェット感で、パーマスタイルにも結構合いますよ。
次回は『Lewes』のsayakaさんにお話を伺う予定です!お楽しみに…!
兵庫県出身。神戸理容美容専門学校卒。パーマデザイン、ブリーチデザインを武器に、動きにこだわった崩れても可愛いスタイルを提案。長らくフリーランスの美容師として活躍後、2019年11月に三宮に『daughter』をオープン。居心地のよいプライベート&ナチュラルな空間に加え、オーガニック素材中心のアイテムが高感度な神戸の女性から人気を集め、Instagram 【hiroyuuuuuki】でのスタイルも注目されている。
(文/村井貴臣 撮影/山元裕人)
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