行く年来る年「人気美容師が漢字1文字で表す2024年」-後編 -

Hank. 代表/堀江 昌樹さんの今年の漢字

 

 

──「感」を選んだ理由を教えてください。

2024年4月3日、長年育てていただいたapishから独立しHank.をオープンする運びとなりました。オープンしてから1年足らずですが、たくさんのお客さまをはじめ、メーカー、ディーラー、雑誌、WEB媒体、さまざまな方からHank.を応援していただきました。サロンとしても、アートディレクターの米澤、代表堀江としても成長できた1年でした。

 

「I hank you」で「感謝しています」という意味になります。感謝に始まり感謝をし続け、そして感謝に終わる1年でした。という想いで「感」を選びました。

 

──美容師・美容サロン業界において2024年はどんな1年だったでしょうか?

美容師、美容サロンの在り方は多種多様です。たくさんのジャンルがあり、それぞれの分野、自分たちが進むべきベクトルは違い、目指す道も違います。さまざまな美容室、美容師像があり、それぞれの道を極めていく方が注目され生き残っていける時代なのかな? と感じています。例えば、SNSでの発信力が強い方、カット、カラー、パーマ、ストレート、ヘアケアなどに特化している方。そういった中で美容師の醍醐味であるヘアデザインに力を入れ、数々のコンテストにトライし結果を出している方々が印象的でした。

 

自分たちの強みを理解し、信じてやり続ける。進化し深化することで、オリジナルが確立し根付いていく。そんな風に感じた1年でした。

 

──最後に、2025年への抱負・意気込みをお願いします。

「デザインを通じて感動を追求し、笑顔の連鎖を広げる。」

Hank.が大切にしている言葉です。Hank.を通じて、たくさんの方に感動を与え、喜んでいただける活動をしていきます。まずはHank.のスタッフへの教育に力を入れ、活躍の場所をつくること。そして、今まで育てていただいた美容業界に貢献する動きをしていきたいと思います。

 

Hank.

代表/堀江 昌樹(ほりえ まさき)

ル・トーア東亜美容専門学校卒業後、apishに入社し、店長からクリエイティブディレクター、JENO代表を務める。2024年春に独立し、表参道にHank.をオープン。ナチュラルなサロンスタイルから、モードなクリエイティブスタイルまで、幅のあるデザイン力で数多くの雑誌媒体やセミナーで活躍中。2020年から4年連続で「KAMI CHARISMA」2つ星を獲得しているほか、数多くのコンテストで受賞している。また、2022年から自身のオンラインサロン「ホーリーのオシャレカット塾!」を運営している。

Instagram:@horie_hank

 

 

>SHACHU みやちさんが今年の漢字に「愛」を選んだ理由とは?

 

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