美容業界の既成概念をぶち破る異端児! 「地球を庭にする男」AI TOKYO鎌形諒の超・非常識経営

経営者の視点を持った幹部を育成中

 

 

編集部:会社組織が大きくなって、仕事の量が莫大になっているのでは?

 

鎌形:僕は「大人になったら地球を庭にします」と断言しているし、2027年にはアメリカにいくつもりです。自分がいなくても発展する会社にするためには、どんどん権限を移譲していく必要があります。だから、信頼できる社員に会社とサロンを任せる仕組みをつくっているところです。

 

とはいえ、組織を動かす仕事をいきなり任せてうまくいくわけがありません。そのため、社長からマネージャークラスまで、会社や店舗の責任を持つ人がやるべき仕事を全て言語化しました。誰が何をするのかを全部書き出して、みんなが見られるようにしています。みんながそれを見ながら、やるべきことをやってくれればいい。

 

 

また先日も、執行役員の堀江優・中島翼をはじめとするコアメンバーとともに経営合宿をしました。そこで、会社のビジョンや経営戦略について伝えるだけでなく、3C分析(COMPANY(自社)、CUSTOMER(顧客)、COMPETITOR(競合)に分けて内部環境と外部環境を分析するフレームワーク)やSWOT分析(自社の外部環境と内部環境をStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4つの要素で要因分析するフレームワーク)など、経営戦略を立てる上で役立つフレームワークを使って、みんなで考えました。

 

人の髪をクリエイティブに仕上げるのも最高に幸せでしたけれど、今の僕は経営でクリエイティビティを発揮することが最高に楽しいんですよ。

 

常識破りの教育で超早期スタイリストデビューを当たり前に

 

 

編集部:オンラインスクール事業の構想もあるのだとか。

 

鎌形:美容学生向けのオンラインスクール事業も進めています。美容業界ってそもそもおかしいと思いませんか?

 

2年間通って卒業しても、就職したらまたイチからやり直しだから、無駄な時間も多いと思うんですよね。だからいつか自分たちで学校をつくりたいのですが、簡単にできることではありません。そのためまずは「塾」をつくることにしました。それがオンラインスクール事業を手がける背景です。

 

 

今、ウチのサロンでやっている教育を動画にして、入社したい子たちに見て、学んでもらいます。ありがたいことに、美容専門学校生だけではなく、高校生の頃からAI TOKYOで働くことを目標にしてくれている子たちもいるんですよ。

 

そういう子たちに対して、入る前から技術を教えてあげれば、入社と同時にスタイリストデビューできるじゃないですか。一緒にAI TOKYOを目指す子たちでコミュニティができたらモチベーションも上がると思うんですよね。

 

最初からスタイリストとして活躍できれば本人はもちろん、会社としても売上のないアシスタントを抱えなくていいので全体の生産性が上がります。みんなが幸せになる仕組みをつくるので、見ていてください!

 

>革命的システムトリートメント誕生

 

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