挑戦なくして成功なし。遂に表舞台に現れたCS made by SHACHUのカラーリストの野望。
ハイトーンカラーの申し子、SHACHUみやちのりよしさんがプロデュースするヘアカラー専門店「CS made by SHACHU」が2021年5月にオープンしました。こちらの新店舗では、最先端のトレンドを取り入れた品質の高いヘアカラー施術をリーズナブルに提供するのがコンセプト。そこで働くスタッフの新開智基(しんかいともき)さんと川中マナミ(かわなかまなみ)さん、そしてみやちさんを交え「CS made by SHACHU」にかける想いを語っていただきました。SHACHUファンの若手美容師さん必見のインタビューです。
実は二人とも一度、SHACHUの採用試験に落ちていた
川中:学生時代にSHACHUのカラーに憧れていて、採用面接を受けたことがあったんです。でもそのときは縁がなく、別の美容室にお世話になりました。ハイトーンカラーに定評がある美容室だったのですが、自分がやりたいカラーを学べる環境ではなかったんです。
材料も違うので、練習してもSHACHUのようなカラーをなかなか出すことができません。悶々としているとき、知人の紹介でCS made by SHACHU(以下CS)がオープンすると聞き、見学させてもらうことに。ここならやりたいカラーができると感じましたし、CS は業務委託契約なのですが、業務委託の働き方にも興味があったのでぜひ入りたいと思ったんです。私は自主性に任せてもらったほうがやる気が起きるタイプなので、今の働き方が自分に向いているかも、と思っています。
新開:僕も入社前からハイトーンがやりたかったんですが、周りにできる人がいなかったし、材料もお店になかったので自分で勉強していました。でも一人でやれることには限界があります。それでも貪欲に吸収したいと思って、SHACHUのオンラインサロンで学んでいました。
オンラインサロンでは技術だけではなくマインドの部分などもよく話されていて、「これが僕が目指す美容師像だ!」と思ったんです。オフラインの会にも参加して、直接みやちさんとお話しすることができ、サロンにも遊びに行くようになりました。
一度、中途採用の選考を受けさせてもらったのですが、入社は叶わず…。勤めていた美容室をやめて地元の和歌山に帰るか、それとも東京で頑張るか、いろいろと考えているときにみやちさんから連絡があり、カラーショップを全国に展開する構想を話してくれて「一緒にやらないか」と。びっくりしましたが、「お願いします!」と即答しました。
それからCS made by SHACHUのオープンまでの間、みやちさんとMORIYOSHIさんに直接指導を受けながらひたすら特訓をしてきた感じです。
カラーで世界を変え、美容師の地位も変えたい
みやち:新開くんは入社経緯がかなりイレギュラーなんですが、その分、トレーニング期間を十分にとることができました。だから念願のオープンだったよね。新開くんのことは入る前からわかっていたし、コンセプトにも共感してくれていました。
川中ちゃんは新卒採用のときにきてくれたことを覚えているんですよ。採用しなかったからダメなんじゃなくて、SHACHUは応募がたくさんあるけど採用できる人数は限られているし、「今年はこういう子がほしい」っていうテーマがあるんです。だから、その子に魅力がないからとかではなく、縁がなかったというのが実際のところで。
川中ちゃんはSHACHUのことをいいと思ってくれていたし、上を目指す野心があるから入ってもらいました。今も僕らの教えに沿って、ちゃんとモデルさんを入れてInstagramに投稿したりして、頑張ってるよね。今ここで彼女のアドレナリンが放出されているのを感じています。
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