【広瀬和輝×松岡諒×かとし】Z世代美容師の結論!美容学生時代に鍛えるべき本質的思考術と社会で飛躍するために必要なこと

 

マナーや気配り術を身につけたら無敵

 

——社会に出てから、学生時代のバイト経験がかなり生かされるんですね。いろいろとお話を伺いましたが、ほかに在学中に学んでおくと良い「社会人としての心得」をあげるとすると、どんなことでしょうか?

 

 

松岡:先輩に対する連絡の仕方や、会食でのマナーなど、いわゆる一般的な礼儀作法や言葉づかいも学生の間に身につけられたらいいなと。僕は会食に参加させてもらっていたので、上座を避けた場所に座るとか、食事の際の気配りなども助言いただきましたし、領収書の書き方なども教えてもらったんですね。アシスタント時代は技術だけでもたくさん覚えることがあるので、事前に知っておけば先輩から叱られることも減りますし、余計なストレスを抱えなくて済みますよね。

 

かとし:最近は「礼法」の授業がある美容学校もあるらしくて、それは素晴らしいなと思いました。そういう教育が広まるといいですよね。例えば仕事でミスをしたときに、その場であやまるのは当然ですが、その日の夜にまたLINEであやまるとか、翌日も顔を合わせたら一言あやまるといった3つのタイミングはかなり大事です。そういうことは、知っておいたほうがいいかなと。

 

松岡:それ大事だよね。その辺ができている人は、先輩からも可愛がられると思いますし。学校で学ぶ機会があったらいいですよね。

 

広瀬:名刺の受け取り方とかも、学ばないとわからないからね。常識はひと通り学んでおけるといいかなと思います。ただ常識も時代によっても変わっていくので、とりあえず学生のうちに最低限だけでも学べたら理想的ではないでしょうか。

 

後編へ続く >>

 

(文/織田みゆき 撮影/松林真幸)

 

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