【男性の美眉は社会を映す鏡】パーマ?ワックス?メンズ専門アイブロウサロンで実際に行われていること!メンズビューティ新潮流、最新レポート
施術レポート。眉毛パーマで毛流調整
HARUKA:まずはカウンセリングでどんな眉に仕上げていくかを鏡の前で確認します。施術はフラットになるベッドで行うのですが、表情筋が動きやすい方は顔の角度によって差が出てくるんですよね。起き上がった状態で左右のバランスをチェックします。
ちなみにご新規のお客さまの場合、初回はカウンセリングだけでご来店というパターンも多いです。そもそも初めての男性にとって、眉毛サロンはどんな場所なのか知らないし、不安に感じる方も少なくありません。実際に足を運んでもらってサロンの雰囲気をつかんでもらうと共に、施術によってどう変化するのかもお伝えしています。
X:今日の施術では、堀さんは眉毛パーマをされるんですか?
堀:もちろんです。毛流れを整えたいので、パーマはマストですね。
X:眉毛パーマの向き不向きってありますか? 例えば毛量が少ない人、短い人にはパーマをかけづらいとか。
HARUKA:それは特にありません。むしろ毛量が少ない方はパーマによってボリュームが出るので、雰囲気がグッと変わるはずです。堀さんは毛量はしっかりあるのですが、生えグセが強いのでそこを矯正していくという感じ。ダウンパーマの要領です。
HARUKA:まずは1剤を塗布します。ちなみにパーマ剤は、眉専門の弱いものを使っています。
堀さんの眉って、特に眉尻のクセは強いのでしっかり毛流れを矯正して整えていきたいですね。
堀:そうそう、僕は眉尻がハネるんですよね。
X:眉毛がハネる!!?? 考えたこともありませんでした。
こちらの眉専用のパーマ剤を使います
HARUKA:左右の眉の毛流れが違うので、バランスを確認します。あと毛を立ち上げるのか、横に流すのかによっても雰囲気が変わります。ちなみに「部分パーマ」というメニューもありまして、必要な箇所だけにパーマをかけることも可能なのです。
X:へー。眉毛の部分パーマですかー。さすが最先端ですね。
X:では放置タイム中に、お二人に質問です。男性が眉のお手入れをすることのメリットはどんなことでしょうか?
HARUKA:圧倒的に清潔感が出ますよね。それに眉を変えるだけで、顔立ちも違って見えます。iPhoneの顔認証が効かなくなった人もいるくらいです。それくらい変わります。
X:現場に立っているHARUKAさんの視点からは、眉毛のトレンドはどんな風に変化していますか?
HARUKA:コロナでマスクをするようになってから、美眉への意識が高まったと感じています。マスクでほとんど顔が隠れると、視界に入るのは目元と眉だけ。ビジネスマンを中心にニーズは広がったと思います。
堀:それと数年前まではマッシュが流行っていましたが、今は額を出すセンターパートが増えて、眉毛が出るヘアスタイルが主流になっていますよね。実際、ヘアサロンでも、眉カットをしてほしいというオーダーも多いですし。男性も眉を意識するようになったのかなって思います。
X:しかし、男性が美眉を求めるって、かなり美意識高めな方なのでしょうね?
堀:眉を整えることって、メイクをするよりは気軽な気持ちでできること。だけど男性は、自分で眉カットができないんですよ。そもそもやり方がわからないので。プロに任せてもらうことで安心感もあるのかな。
HARUKA:お客さまもビジネスマンが多いですね。その次にファッションが好きな若い方。インフルエンサーの写真を持って来られる人もいますね。
X:眉をデザインしていくポイントは?
HARUKA:基本的には顔立ちに合わせてデザインしていきます。またカウンセリングでは、見た目に関するお悩みとか、どういう印象にしたいのかを聞きます。並行眉とかアーチ眉とか形や濃さによって見た目も変わってくるので、お客さまが理想とするイメージに合わせてご提案しています。