【独立】銀座のド真ん中で美容師の理想郷をつくる!高橋英昇(コアレス)が語る、半年後の壮大な夢への実現。
業務委託で収入が増えたが、心から満足することはなかった
長年勤務していたサロンを退職した後は、フリーランス美容師になりました。やればやった分だけ稼げる面貸しサロンでの働き方は新鮮でした。いろんなサロンで働いて、いろんな技術を持つ美容師がいる中で、黙々と自分のやり方で働きました。収入は増えましたが、その一方で「自分が本当に求めているのは、お金よりも同じ方向を見て働ける仲間だ」という気持ちが強くなりましたね。
またフリーランスになってからは、今後に備えて経営を学びたいと思い、美容室経営者の交流会に積極的に参加して人脈を広げて行きました。やはり経験者から学ぶことはとても有意義でしたし、様々な人との意見交流の中で、美容師としての働き方そのものも構造改革していく必要性も感じるようになりました。
2020年12月には完全個室型美容室モールTHE SALONSの銀座店内で、「COALESS private salon」を立ち上げる形で独立しました。どうして面貸しサロンをやめて、自分のサロンを立ち上げたのかというと、お客さまとアシスタントのためです。セット面だけを借りている立場だと、自分のサロンではないため気兼ねなく使うことは難しく、お客さまに不便な思いをさせていました。なので、たとえ小さくても、クローズドな空間をつくったほうがいいと判断したんです。
「COALESS private salon」はセット面4席、シャンプー台1台だけの小さな空間ですが、定額料金でリーズナブルに、サロン運営を経験できるのがメリットでした。一般的なヘアサロン経営では、1年にも満たない期間では物件を借りることはできません。実は「COALESS private salon」は、今年8月までの期間限定のサロンなんです。期間限定でも貸してくれる場所があるのはありがたいですね。