髪質改善の世界に勝機を見出した理由

noteにはInstagramの運営方法や考え方が惜しみなく全て書いてあったため、僕と同じ手法を使う美容師さんが増えてきました。それと同時に、noteを通じて僕のファンになってくれた人も増えたんですよね。「ダニエルさん、次何をするんですか？」と言われたときに「髪質改善をやります！」と言ったのが2021年に入ってからのこと。それからまだ1年経っていませんが、今はもう完全に髪質改善で推しています。

どうしてカラーから髪質改善に軸足を移したのか。カラーのお客さんが何に悩んでいるか考えたときに髪質だと思ったんですよね。髪質は全てのヘアデザインの根本の問題だし、髪が痛んでいるという切実な悩みは、髪の色を変えることよりも断然強い欲求に結びつきます。Googleで検索数の動向を調べてみると「髪質改善」は上昇傾向だとわかりました。お客さまの役に立つことができるし、これからさらに伸びる分野だと確信したんです。

「カラー中心だったのにそんなに簡単に髪質改善に移れるの？」と思われる人もいるかもしれませんが、僕からすると20代前半に学んでいた懐かしい知識を復習している感覚です。というのも、縮毛矯正の仕事をたくさんやってきていたし、縮毛矯正の技術が髪質改善のベースになっているんですよね。共通している内容がとても多いんです。

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