「給与交渉」の基準となる４つのポイント

ちなみに「給与交渉」とは、一般的に以下のことを基準に行われます。

①これまでの給料
「これまでいくらの給料をもらっていたか」＝「以前のオーナーの評価」ですから、当然、新しいオーナーが給料を決定する際の基準となります。仮に、これまでの給料が他の水準とかけ離れて低かった場合、これを参考にされてしまうと、求職者にとっては大変不利に働くことになってしまいます。

②これまでの売り上げ・実績
美容師にとって最も評価されやすい項目です。「これまでの売り上げ・実績」を具体的に示せる人は、どこに行っても「給与交渉」は有利に働きます。もし、指名のお客さまのうち、◯◯人くらいは自分に付いてきてくれる見込みがある、といったお客さまとの強いエンゲージメント（結びつき）を持っていればなおさらです。

③技術力
あなたの「技術力」も新しいオーナーにとっては、「うちのスタッフのAさんと同じくらいだから、◯◯万円だな」と決定しやすくなります。また、カットの他に売り上げにつながる技術を持っている場合、評価の対象になり得ます。

④これまでの経験
店長経験といった役職はもちろん、クリスマスキャンペーンを企画して店舗売り上げに貢献した、SNSやブログで◯◯◯人のフォロワーがいる、イラストが得意でいつもPOPを任されていたといった、必ずしも個人成績に結びつかない経験や努力も評価対象になります。

こうした条件を自分に当てはめて、他の人より優れていると思うポイントをサロンにアピールします。

＞「売上がないから」と諦めない！ワザあり「給与交渉術」