激戦区「銀座」で戦うCOA青木大地、sins日野達也が考えるブランド価値とは?スタッフ満足度を高める店づくりへのこだわり<PR>
労働環境の整備に経営者がどこまで本気で向き合えるかが勝負
——フリーランスも経験されたお二人が、今こうして日本で最も地価が高い銀座で店舗を構えられているわけですが、経営者になってもプレイヤーとしても活躍されていますよね。大変ではないですか?
青木:もちろん大変なこともありますよ。僕は週5日で9時間サロンワークをしていて、経営者としての業務もあるので、実際には週7で25時まで毎日働いています(笑)。それでも今が一番いいと思っています。
日野:だからスタッフがついてくるんでしょうね。
青木:でも先日、さすがにこの業務量でサロンワークは限界かな?と思って、小西に相談したんですね。そしたら「サロンワーク楽しいの?」と質問されて。「楽しい」と言ったら、「じゃあサロンに出たほうがいいんじゃない?」と。僕らは楽しいかどうかを大事にしているので、きついかどうかはひとまず置いておくことに(笑)。
日野:楽しいかどうかは、どれだけ夢中になれるかというところで大事ですよね。脳を一度空っぽの状態にしないと、業務量をこなせなくなるじゃないですか。経営者は大変ですけど、スタッフの子たちの人生を抱えるというのは、いいモチベーションになりますよね。若手が簡単に離職する時代に、スタッフがこの仕事を続けられるかというのは、どれだけ経営陣が環境や箱づくりに本気になれているかだと思うんです。そこは天井がないぶん、やりがいがありますよね。
青木:同感です。逆に若手の子たちから教えてもらうことも多いですし、店づくりをしていく上で僕らが考えもしない意見をもっていたりするので、勉強になることもあります。若い人たちと出会うきっかけになる採用面接も、毎回楽しみなんですよ。
日野:若手を引き上げながら、自分たちも一緒に成長していけるのが理想的ですよね。
青木:そうですね。最近はインバウンドの見学もすごく多いんですけど、先日もBTSを担当している韓国のサロンさんがCOAまで見学に来てくれました。韓国の美容師さんたちが結構来てくれて、LINEで繋がったりもしていて。
日野:LINEで!? どうやって会話しているんですか?
青木:自動翻訳アプリを使っています。日本語で話すのと同じような感覚でコミュニケーションできるので便利ですよ。
日野:すごいな(笑)。時代ですね。
青木:SNSも活用しつつ、お互いにブランド価値を高めながら、これからもみんなで成長していきましょう。
日野:がんばりましょう!
——今回は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。お二人のますますのご活躍を楽しみにしています!
提供:ビューティガレージ
(文/織田みゆき 撮影/松林真幸)