「どうせうまくいかねぇ」っていうご批判、大歓迎! ムカつく言葉への反骨心がクリエイティブの栄養だ

売れない役者との言い争いがきっかけで映像制作へ

 

 

柴田:2020年6月に「STUDIO IKKI」という映像制作会社を設立しました。雑誌と同じで、この会社も反骨心がきっかけで生まれたんですよ。阿佐ヶ谷って、映画に出たいけれど、チャンスに恵まれないって文句言っている役者連中が多いんです。「じゃあ映画を自分で作っちゃえばいいじゃん」みたいに言ったら喧嘩になっちゃったんですよ。「つくれるワケがない」みたいに言われたから、「じゃあつくってやるよ!」と言っちゃいまして。戦ったからにはやらなきゃって思ったんですよね。

 

STUDIO IKKIホームぺージより

 

で、とにかく何かつくらなきゃいけないってことで、映像ディレクターの子を誘って面白半分で自主制作の映画をつくってみたら、これがもうめちゃくちゃ楽しかったんです。映像ディレクターの子も「柴田さんと一緒にやりたいです」と言ってくれたので、会社をつくって資金調達して機材も揃えて「STUDIO IKKI」を立ち上げました。IKKIには一揆の意味も込められています。

 

『カミガタ。』のプロモーションムービーもつくりました。

 

 

これは原宿駅前の結構目立つデジタルサイネージでも繰り返し再生されているんですよ。

 

この動画を見てくれた有名ミュージシャンからMV制作の依頼をいただいたり、企業のPRムービーを制作したりと、すでに引き合いがある状態です。自主制作のムービーは遊び心全開でやりますが、クライアント案件はしっかりと要望を聞いて、それを自分たちで最大化できるように考えて制作しています。

 

>映画は人間の欲望全てをぶちこまれたクリエイティブ

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