政治を知ればお客さまも攻略できる!? apish・坂巻哲也さんに聞く、美容師が政治を知ったほうがいい理由

知識はお客さまの希望や気持ちを読む助けになる

 

 

—美容師はみんな政治のことを知ったほうがいいのでしょうか?

 

そう思います。これは政治に限らずですが、知っていてやらないのと、知らないままでいるのとではまったく違います。それに政治は仕事だけでなく、暮らしにも深く関わっています。僕らは美容師であると同時にこの先ここで生きていくのですから、そういった意味でも知識として知っておくことに損はありません。

それに悔しいけれど、美容師って頭が悪いと思われがちじゃないですか。でも本当は学歴がないだけで、決してバカではないはずです。それなのに世の中を知らなかったり、常識がなかったりすると、軽く見られるきっかけになってしまいます。若い美容師たちが少し政治を知っているだけでも、美容師の地位は上がると思うんですよね。

 

—仕事をするうえでいいことはありますか?

 

政治に興味を持てば社会の動きを知るようになるので、お客さまのライフスタイルやビジョンが読みやすくなると思いますよ。

特に今は大人のお客さまが、美容室のメイン客層。若い美容師さんの中には大人のお客さまが苦手という人も多いようですが、そういったお客さまの心をつかむポイントも見つけやすくなるはずです。

若い美容師が大人のお客さまに満足してお任せいただくには、美容師側に少しリードできる何かがないとダメなんです。デザインでもいいのですが、経験値で勝る大人の女性には難しいことも多いもの。そんなとき政治から得た知識は、お客さまとの会話にも生きると思います。豆知識ですが、人って「へーっ」と思う感動があると、心を動かされやすくなるんですよ。

 

 

>政治って何から学び始めたらいいの?

 

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