5,000点以上のサロン専売品が気軽に買える新感覚の美容室alotta吉祥寺店。お客さまとの信頼関係がより強固になるその仕組みとは。
シャンプーやトリートメントをはじめ、ヘアアイロンや流行のドライヤーなどの家電まで、サロン専売品が常時5,000アイテム以上ずらりと並ぶ、alotta(アロッタ)吉祥寺店。広大なスペースの物販ショップの奥に、美容室が併設されている珍しいタイプのサロンです。今回は、alotta吉祥寺店のマネージャーを務める逢坂俊也(おおさかとしや)さんに、こうしたサロンを運営している狙いと、ショップが併設されていることで、働く美容師にとってどのような成長が期待できるかを伺いました。
サロン専売品のほぼすべてがこの場所で揃う!
-なぜここまで広いショップが併設されたサロンを作ろうと思ったのか教えてください。
まず、美容を通してお客さまに自信を与えたいというのが、私たちの根底にある想いです。サロンではデザインを提供できますが、その一瞬だけでは足りません。家に帰ってからの日常でも美を意識してもらうことでより髪は美しくなり、より自信を持ってもらうことができると思っています。そのためにはどのようにホームケアするかが何より大切です。ホームケアを重視しているからこそ、限られた商品ではなく、ありとあらゆる商品の中からベストなものをセレクトしてお客さまに提供したい。だから物販スペースを広く設けています。
―ほとんどの専売品が揃うのはすごいですね!
日本で流通しているほぼすべてのサロン専売品が売られています。それだけ在庫を抱えることは経営的にリスクが高いから、普通にサロン運営しようと考えたらそこに投資をしようとはまず思わないですよね。そこを逆手にとって、たくさん商品を扱って、商品力を売りにお客さまにたくさん来てもらおうという戦略です。
各アイテム、これだけの種類が店内にずらり。サロン専売品ショップには、月間で3,000〜4,000名ほどのお客さまが来店する。
また、物販で一定の売上を担保することで、上がった利益をサロンで働く美容師に還元したいという想いもあります。美容師って本当にいい職業ではあるけれど、売れるようになるまでが大変なのは僕自身も実感するところがあって。たとえアシスタントのうちからでも安定した給料で豊かな生活を保証して、スタッフの雇用環境を整えたかったというのもショップを併設した狙いの一つです。
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