鎌形諒率いるAI TOKYOが描く5年後のビジョンは? 経営計画発表会レポート!

 

11月2日、AI TOKYOを経営する株式会社P.Bの経営計画発表会が行われました。スタッフと関係者50名ほどが出席した美容業界では異例のこの会にQJナビDAILY編集部も参加、レポートをお送りします。

そこで語られたのは、これまでの2年間の軌跡、そしてこれから5年AI TOKYOがどう成長していくかのビジョン。オープンした際にインタビューで話してくれた夢に対する回答ともなる内容でした。

 


 

創業丸2年を終え、更に成長し続けるAI TOKYOと本気で全員を幸せにするためのビジョン

 

 

―2020年に創業し、今年11月に丸2年を終えて創業3年目を迎えた株式会社P.B。代表取締役である鎌形諒さんから、これからの経営計画が語られ、集結したスタッフと関係者が耳を傾けました。

 

まずは、創業から2年の会社全体の売上とスタッフ数の推移の発表をします。

現在、渋谷に2店舗、名古屋に1店舗の合計3店舗。1期目の売上は約1億円、2期目は約2億2000万円の売上を達成し、9名からスタートしたスタッフも、現在は総勢36人となりました。

 

AI TOKYOをオープンした当時はメンズの集客が強いメンバーが多くてメンズのイメージがあったと思います。ただ僕が作りたかったのはメンズもレディースも強い最強の美容室。スタッフの要望もあり作ったのがレディースをメインとしたAI TOKYO Rita店、レディースの強いメンバーも集まり、先日は初の地方出店となる名古屋栄店もオープンしました。来年1月には横浜にも出店します。

 

売上も創業後から常に増加しています。オープン初月の店舗売上350万、2カ月目に700万と徐々に売上を上げて1期目は1億円を達成、そして2期目は2億2千万に到達しました。そして3期目である今期、我々は4億円の売上を見込んでいます。これは売上を作ると言う話ではなくそれだけの価値を作るということです。

 

スタートアップ時9人で始めたAI TOKYOですが、そこから今では36人の規模となりました。新卒や横浜店での採用、バックオフィスなどを含めると来年の4月には約50名の組織になります。

 

 

この成長を支えてくれるスタッフに対しての福利厚生についても伝えていきたいと思います。P.Bには、社会保険や育休・産休、年末年始休暇など他の美容室でも取り入れられている福利厚生に加え、それ以外に独自の福利厚生を設けています。

例えば、入社時特別休暇や自己研鑽費用手当です。通常の有給休暇は、4月に入社したら半年後まで付与されません。しかし、弊社では、それ以前にも3日間の特別休暇を付与しています。例えば4月に入った新卒だと10月まで有給が付与されないじゃないですか。でも夏、遊びに行きたいですよね、僕たちもいろんなところに出かけて、経験をしてほしい。そのために作った制度です。また、本や動画、オンラインスクールなど自己学習にかかる費用は50%を補助しています。

この他にも、撮影モデルのギャランティなど撮影費用は完全に会社負担します。スタッフの作った作品が誰かの目に入り、「ぜひあなたにお願いしたい!」とお客さまがきてくださるいい循環を作りたい。だから、月に10回でも100回でも安心して撮影してもらって大丈夫です。

 

そして、新型ウイルスによる休業補償は、国で定められた従業員に対する最低保証は6割であるところを、6割では生活がままならないのではと思いP.Bでは8割を保証しています。

 

 

なぜこのような福利厚生を作ったのか?何のために会社を作ったか?ここで私の原点に立ち帰ります。 それは「関わる人を全員幸せにしたい。」それだけでした。だからこそP.Bは「お客さん、従業員、社会、全てを幸せに導く」という経営理念を掲げています。綺麗事抜きに、関わる人全てを幸せに導くには3方良しの考え方で経営判断する他ないと考えます。それに続く我々の掲げるパーパス(存在意義)は、「全従業員が仕事を通じて人間的に成長し自己実現を叶え、その幸福度の高い仕事を通して人々に感動を超える価値を提供する」です。

スタッフ一人一人の幸福度はお客さまの満足度に循環すると考えます。仕事に熱中している状態がお客さまへのパフォーマンスが最も高くなると考え、このようなパーパスを掲げました。

そして我々のミッションは、「2027年(5年後)までに日本で最もステークホルダーの幸福度が高い企業になる」です。P.Bという会社に関わっているすべての人が我々と関わってよかったと心から思って頂くことです。そのためには、スタッフが仕事を通して楽しいと感じたり、人間的に成長したり、やりたいことを叶えられた末に、お客さまには“感動を超える価値”を提供できると考えています。目指すは、幸福度が日本で最も高い企業です!

 

>5年後、すべてのステークホルダーを幸せにするための6つの戦略グループ

 

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