30歳美容師が語る「20代でやっておいてよかったこと、30代に向けて準備すること」【前編】
美容師と飲食店のバイトの二足のわらじ、その真意とは!?
寺村:今回は、30歳になる(なった)同い年で俺自身が「こいつすごいな」と思うメンバーに集まってもらいました。
前半のテーマは、「20代でやっておいてよかったこと」なんだけど、(吉田)達弥はどう?
吉田:アシスタント時代から、今一緒に働いているWaysメンバーとずっと一緒に練習したり撮影したりしてきたのは、よかったなと思う。同世代のメンバーが必死にやってるのを見て刺激を受けてた。みんな、休みの日はもうずっと撮影してたよね。
寺村:達弥は、ヘアアレンジのYou Tubeのチャンネル登録数が50,000人近くもいるけど、それを始める前まではどういう感じだったの?
吉田:実は…ふぐやでバイトしてた(笑)。
一同:爆笑
吉田:それは、一流の接客を学びたいという狙いだったんだ。25~26歳くらいのフリーランスのときの話で、その年齢で大学生と一緒にバイトすることもないから、貴重な体験だったよ。大学生はあんまり真面目に仕事しなかったりするんだけど、僕はせっかく働くならやり切ろうって真面目にやってたの。そしたら、1ヶ月ぐらいでバイトリーダーになりましたね(笑)
でも、やりながらもふと、「何してるんだろう」って思ったことが何回もあって、やっぱり美容師がやりたいなって改めて思った。
寺村:そのときはYouTubeにめっちゃ動画を上げていた時期だと思うけど、どういう生活をしていたの?
吉田:朝起きてYouTube撮ってからサロンに行って練習、空き時間にモデルハントして、夜はふぐやでバイト、そのあとまた終電までモデハンして、帰ってYouTube撮って寝てっていう繰り返し。ほぼ毎日動画をYouTubeに上げて、最初は本当に全然伸びなかったんですけど、徐々に伸びていって、お客さまがきてくれるようになった。
木村:当時、俺と一緒に住んでたよね。
吉田:そうそう。間取り的に狭くて場所もないから、早く起きた方がYouTube撮れるっていうルールでさ。
木村:夜も先に帰った方が、YouTube撮れる権利があるの。だからあとから帰ってきた方は、音が入らないように、ドアを開けるときも静かに開けないといけない。撮り終わるまで玄関の前で待ってるなんてこともあった。
吉田:振り返ってみると、ほんとそのころは遊んでない。お金もないし、遊び方を教えてほしいくらいだった(笑)。
青木:俺は逆に20代はずっと遊んでた(笑)! 遊んでいたというか、毎週のように飲みに行って色んな人に会ってた。でも、20代って体力もあるから、フットワーク軽くいろんな人に会って人脈を広げるのも大切かも。
寺村:それはあるね! 一平たちが開いてくれた美容師交流会とかよかった。横の繋がりができると刺激になるし、意識することもマネすることもできるから。
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