ブランドサロンと業務委託サロンの融合、「tree」誕生。なぜ結託を? 森内雅樹さんと松本平さんが見据える未来とは。

自由度の高さが人を呼ぶ

 

 

松本:treeは、フリーランスか正社員かは選択自由ですが、客単価はいずれにせよ11,000円以上に設定します。その分、森内さんの力をお借りしつつ教育には投資をし、価格に見合う技術を提供できるサロンにしていくつもりです。ターゲットは大人世代。2月末オープンの吉祥寺からのスタートで、今後は全国展開を視野に入れて、いま店舗を探しているところです。

 

森内:経営が苦しく、店舗の居抜きだけでなく技術力のあるスタッフも含めて買い取ってほしいというサロンオーナーからの相談が増えているんだよね。

ゆくゆくはそのサロンを“tree”で買い取って、“tree”ブランドのサロンを全国に広めていくことも考えていますね。

 

松本:出資をしてFCオーナーへの道をつくることも考えています。きちんと美容師が儲かる仕組みを整えて、ステップアップする道筋を作る。

そうすることで、人材の流出を防げるし、いい人材も集まりやすくなります。会社にとってメリットしかありませんからね。

社内セミナーや撮影会など、定期的な勉強会にも力を入れていく予定です。

 

 

森内:オーナーに関してはかなり自由度高い感じでやってもらおうと思ってるよね。

加盟金、違約金ゼロとか。気軽にチャレンジできるようにしたい。

 

松本:経営をやってみたい優秀な美容師さんはいるけど、事務手続きとかが苦手だと尻込みしてしまうこともあると思う。そういった面倒なことや相談に気軽に乗れるような環境があればトライしてくれる人はかなりいるはずですよね。

 

森内:僕ら2人は美容業界での知見もそれなりにあるから、コンサルとしての役割も担っていけるといいよね。

多分、美容業界の人たち、今まで絶対に交わらなかった僕らがタッグ組んでいるのを見て、「この2人何してるんだろう……」って思っている人結構多いと思う(笑)。

 

松本:今の所、集まっては肉食べてるだけって感じですけどね(笑)。

 

>まだまだこれからな部分は多いけど、人材を大切にするという気持ちは熱い

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