高圧的な先輩や理不尽な上司に反撃!? 現役美容師の経験した「スカッとした一言」
口癖は時に諸刃の剣? 先輩と立場が逆転したスカッとする一言(22歳/男性)
普段から自分の練習をみてくれている先輩の話です。先輩は「これくらいできたほうがいいよ〜」が口癖。決して悪気があるわけではないのですが、あまりにも言われるため内心腹が立つこともありました。
あるとき先輩が、担当したお客さまから「仕上げの写真をAirDropで送ってほしいと」言われたのですが、やり方がわからず悪戦苦闘。自分が代わりにやってあげた後、「これくらいできたほうがいいですよ」と思いっきりの笑顔で反撃。いつもと立場が逆転してスカッとしました!
近くにいたお客さまは「確かに!」と笑ってくれて、先輩は「すみません…」と恥ずかしそうにしていました。お客さまが帰られた後、「やってくれたな」と冗談で羽交い締めにされましたが(笑)。
なぜこんなに言われるの? モヤモヤを晴らしてくれたお客さまの一言(23歳/女性)
普段から電話応対に関する注意が多い先輩。「声のトーンやスピード」「いつお客さまが見ているかわからないから、表情は笑顔を意識して」など、意識しているのですが、あまりにも口酸っぱく言われるため「何でこんなに言われるんだろう」とモヤっとしていました。
ある日、スタッフ全員が施術をしているタイミングで電話が鳴りました。電話の一番近くにいたその先輩が電話応対をしてくれたのですが、電話が終わった直後、お待ちになっていたご年配のお客さまが、「笑顔で電話応対をしたほうがいいわよ」と注意をされたんです。
まさかお客さまから注意されると思っていなかったことと、私の視線を感じたからか先輩は顔を赤くして「申し訳ございません」と謝罪していました。いつものモヤっとした気持ちが少し晴れましたし、自分もより気をつけていこうと思った出来事でした。
<まとめ>
もちろん注意や指導は真摯に受け止めるべきものです。しかしその言い方やタイミングによってはモヤモヤっとしてしまうこともありますよね。みなさんのエピソードを見ると、勇気を出して伝えたことで、よい結果を生んだ事例も多いよう。なかなか言えないことも多いですが、ときには勇気を出して声を上げることも大切なのかもしれませんね。
(取材・文/QJナビDAILY編集部 イラスト/ぶりこ)