パーマって楽しい! 早く試したい! 都内腕利きサロンの勉強会に潜入レポート -apish パーマ編-
<勉強会の感想>
阿部友亮さん (あべともあき/アシスタント歴4年)
「アイロンで巻いたようなスタイルがパーマでできるという発想がなかったので、すごく新鮮だったし、ハルさん(本田さん)の頭の柔らかさを感じました。お客さまが持ってくるヘアカタログなどの写真も『ここはここから巻くから、こういう動きが出るんだ』と、もっと細部までしっかり見て、デザインをしてみようと思いました。とても楽しい勉強会でした!」
目澤沙友里さん (めざわさゆり/アシスタント歴4年)
「今日は、ちょっと巻きすぎたかなという反省があります。ずっとハルさんの下でパーマを巻かせてもらっていますが、今までは、ブロッキングも巻き方もだいたいの決まったパターンに沿って仕事をしていましたが、これからは、もっと巻き上がりのイメージを持ちながら、巻いていこうと思いました。ハルさんには『もうちょっと冒険しろよ』と言われている気がします」
井上拓哉さん (いのうえたくや/アシスタント歴3年)
「スライスの厚みや回転数などの選び方次第で、パーマでもアイロンで巻いたような動きが出るということは考えていなかったので、とても驚きました。今回の勉強会で、パーマのプロである美容師がパーマの知識がないのは罪だと思いました。特にapishはパーマをかけたいというお客さまが多いサロンなので、1人1人、何が髪に適しているのかをしっかり判断できるように勉強していきたいです」。
<まとめ>
apishの本田さんがレクチャーする勉強会の特徴は、自らが手本を見せて説明するのではなく、「まず、自分で考えさせる」ということ。
「僕が教えていることは、僕の考えであって、それが絶対に正しいというわけではないんです。だからこそ、まずはじっくり考えて、自分の考えたこととどこが違うのかを感じてほしい。そうすると理解が早いし、忘れないんですよね」と本田さん。
「サロンの仕上がりは常に100%でなくちゃいけない」。
お客さま目線に立った力強い言葉に、トップサロンとしてのプライドが垣間見えたような気がしました。
(取材・文/池山 章子)
(撮影協力/apish AOYAMA)