<話題のサロン直撃>泉貴寛さんがSIGNをオープン。インスタ映えを意識したインテリアに注目!
バレイヤージュが導いてくれた、新しい道筋
泉さんと言えば、インスタグラム上では圧倒的なバレイヤージュカラーで魅了し、国内外の美容師たちから注目される存在。クリエイティブなカラー表現に情熱を注いできた泉さんの次なるステージとして選んだのが、同じく美容師の奥様である望月美侑さんとサロンを出店することでした。
「自分と同じ感覚、同じ志を持つ仲間と一緒にサロンを作りたいという気持ちもありました。またもう一つの理由としては、僕のバレイヤージュは大人世代、やや年齢層が高めの世代から支持されていたこともあります。自分自身がカラーを続けている中で、グレイカラーだけど、若々しく、充実したライフスタイルを送っているお客さまへのバレイヤージュが求められていること。さらに一歩踏み込んで大人世代へアプローチしていきたいなと思って」
パートナーの望月さんが、フリーランス美容師の経験を持っていたことも、決め手に。実際、SIGNの店内の至るところには、面貸しサロンで導入されているシステマティックな設備やルールが反映されている様子。
その一つが1階の受付に置かれたタブレットで、来店したお客さまはタッチパネルから担当スタイリストへ直接来店を知らせる仕組み。そのまま自分自身でロッカーに荷物を預け、フロアに移動してもらうという流れは、ヘアサロンを定期的に利用してくれる顧客にとっては、意外と効率的なのかも。
「レセプショニストを置かないことで人件費も削減できますし、ウィルス感染予防のためにも人との接触はなるべく避けたいと思っているお客さまへの安心につながっているかなと思います」と望月さん。
1階で受付を済ませたら、螺旋階段で階下へ。サロンワークを行うセット面は、壁側に沿って13席を確保。セット面の席と席の間隔に余裕があるものの、地下フロアということもあり、空調システムをより強化し、ウイルス対策を行っています。
「スタッフは5人で、うちスタイリストは3人です。ですから5席埋まったところで、お客さまが最大に入っている状態なんです。ゆくゆくはスタッフを増やしていきたいと思っていますが、コロナが懸念される時期なので、しばらくは密を避け、少人数体制でお客さまに安心して過ごしてもらいたいですね」