美容師同士ならではのぶつかり合い。夫の熱血指導についていけず…（27歳／女性）

私たちは夫婦共に美容師をしています。そのため、休日にお互いの髪を切り合うこともしばしば。そんなある日、私が旦那の髪を切っていると、旦那が「肘が下がってない！ ハサミを入れる角度がおかしい！」などと、私のカットにダメ出しをし始めたのです。

面倒くさくなった私は「じゃあ、自分で切ればいいじゃん！ 仕事でもないのにいちいち面倒くさい！」と言ってしまいました…。すると旦那は、「技術はとても大事なことだよ！ 今後のことも考えて俺は指摘してあげてるんだ！」と言い返してきて、喧嘩に発展してしまったのです。

美容師には技術などに強いこだわりを持つ人がいますが、それが家族だととても面倒くさいのだと感じました…。「同業同士で結婚するもんじゃないな」と思った瞬間でした。

もはや休日出勤！？ 家族のためにと耐えてきたけれど…（30歳／男性）

私の妻は美容師ではありません。そのため、付き合っているときから、妻の髪は私が休みの日に無料でカットしていました。そのせいか、結婚してからは、妻の家族もなんとなく無料でカットする流れになっていたのです…。しかし美容師はとても多忙。休みは週に1回あるかないかです。しかし、いつしかその貴重な週に1回の休みが、自分と妻の家族の髪を無料で切って終わるようになってしまったんです…。家族の髪を切ることは嫌ではありません。ただ、みんなの髪を切って休日が終わってしまうことに不満が溜まりはじめました。

そこで、妻に「髪の毛を切ることが嫌ではないけど、毎回の休みがすべて家族サービスでなくなっていくのは正直辛い」と伝えたのです。すると妻は「私の家族を大事にしていないんだね。『私の家族はどうでもいい』って言っているのと同じことだよ」言い返してきました。この言葉が頭にきてしまった私は、「俺の休みをなんだと思ってんだ！ お前の家族が髪を切ってほしいのは無料でできるからだろ！ だったら俺が金を払うから1,000円カットにでも行ってこいよ！」とさらに言い返して大喧嘩に。私の言葉に今度は妻が激怒し、食器が飛び交う大乱闘に発展してしまいました…。

その後、何とか後喧嘩はおさまりましたが、胸にシコリは残ったままです。やっぱり美容師の気持ちは美容師にしかわからないものだなと思いました。

＞技術向上のための努力が、妻からまさかの疑いを持たれる原因に…！？