LECO代表の内田聡一郎さんと元otope代表の浦さやかさんがタッグを組み、4月1日にヘアサロン「QUQU（クク） 」をオープンしました。LECOとしては2店舗目、浦さんにとっては以前にマネジメントを手掛けていた前サロンを一旦閉店した上でのチャレンジになります。

クリエイティブユニット「テンサイズ」としてもヘアショーや撮影活動を共にしてきた二人。一緒にお店を始めることになった経緯や「QUQU」のコンセプトについて伺いました。

浦さんの「新しいことをやりたい」気持ちと、LECO2店舗目構想が合致

―昨年より「テンサイズ」としてタッグを組んでいたお二人ですが、どれくらいの時期から新しいお店を一緒に、という構想があったのでしょうか。

内田　去年の秋くらいですね。もともと、LECOの2店舗目を2020年に出すというのは事業計画としては決まっていたので、夏くらいから動き始めてはいたのですが、そのタイミングと浦さんが新しいことを始めたい、というタイミングが合った形になります。

浦　FLOWERSに所属して15年、そのうち5年はotopeで代表を務めさせてもらいました。美容師としてのキャリアでいうと20年、年齢としては40歳を迎える節目の年にこれからのことを考えたんです。

これまで美容師としていろいろな経験をさせてもらって、ありがたいことにお客さまもにもたくさん来ていただきました。自分でも「結果を出してきたんじゃないかな」と思うし、やりたいこともできました。

このまま同じことを続けていくのももちろんいいんだけど、違う形でチャレンジできることがあるんじゃないか、という話を周りにもしていたんです。そういう気持ちと、LECOが2店舗目を出すというタイミングが合って、内田さんが誘ってくれたんです。

内田　浦さんと僕って、美容師としての立ち位置や対外的な見られ方は割と近いんですけど、特性としては真逆なところが多くて。浦さんには、よりプレイヤーとして特化していきたいという思いがあり、それに当たって僕がヘッドクォーターに当たる部分を担うことで円滑にできるんじゃないか。お互いの特性を活かして面白いことができるかもしれない、と考えたんです。

浦　そうですね。内田さんとは人として得意な部分が真逆なので、そういうところをカバーできるというかプラスにしあえると思いました。

内田　基本的には、浦さんが先頭に立ってサロンワークや撮影を手掛け、僕はディレクションやプロモーション戦略などを担当する形になります。

＞「QUQU」ではスタッフのこだわりは強いままにスタイルの幅を広げたい