1人サロンなのに24時間営業中! 29歳で独立したオーナーが目指すお客さま満足のカタチ−PiNCH/ヨシダアキヒロさん−

不安なオープン。でも待っていたのは夢のような日々でした

 

 

お客さまを満足させられるという確信はあったものの、不安はものすごく大きかったです。なにせ前例がありませんでしたから。都内には24時間営業や深夜営業をしている美容室もありましたが、僕が打ち出しているようなナチュラルモードなテイストのサロンはありませんでした。そもそも1人サロンで24時間なんて、無謀なチャレンジにしか聞こえないですよね。20代での独立ということもあり、前サロンのオーナーや周りの大人たちからもすごく止められました。

 

でもオープンしてみたら、想像以上にお客さまが紹介をしてくださって。初年度で売上げは独立前の倍以上。お客さまの数もびっくりするくらい増えて、今では毎月紹介だけで20名くらい新規のお客さまがきてくださっています。広告出稿や集客サイトなどは使っていないのに、です。

 

「暇で暇でどうしよう」と言っている自分の姿ばかり想像していたので、今の状況はまるで夢のようです。

 

たしかに「1人サロンで24時間」というキャッチーなキーワードが、人に紹介しやすいというのはあるとは思います。でもオープン以来、目の前のお客さまだけを見て、情熱をかけて僕の思いを伝え続けてきた結果だと感じています。

 

潜んでいたお客さまニーズ。平日早朝が大人気!

 

 

1年やってみてわかったのは、夜中の予約は滅多に入らないです。遅い時間の予約でも仕事終わりにいらっしゃって、終電には間に合うくらいに終わる方がほとんど。それよりも早朝の需要がとても多いことに驚きました。朝6時から8時の時間帯は、毎日というほど予約が入っています。仕事前に来店されて、そのまま出勤していかれる方が多いですね。

 

考えてみると朝って唯一、自分の自由になる時間帯なんですよね。また起きたまま来店されて、美容室でベストなヘアになって1日を過ごせるというのもいいようです。朝から活動されるお客さまはエネルギーが高く、生き生きされている方が多いので、僕にとってもすごくいい刺激になっています。

 

そんな感じなので、想像していたよりも規則正しい生活はできています。基本的には家に帰って寝られていますし、睡眠時間も5、6時間とれています。このスタイルで続けていける手応えは十分に感じています。

 

>24時間1人サロンの次なる展開とは?

 

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