施術中の大怪我からとんでもないミスまで…現役美容師がパニック時にやってしまったとんでもない行動
>仕上げ直前のお客さまの一言に大混乱! 思わず話を合わせてしまい…(男性/32歳)
あるお客さまの施術中のこと。カットとパーマが完了し、後は仕上げのみという段階でお客さまから、「あれ、これからパーマよね?」と言われパニックになりました…。
「もう終わったけど…」と思ったのですが、「もっと強くパーマをかけなければいけなかったのかも」とパニックになった私は、とっさに、「はい! これからです!」と言ってしまったんです。施術中、お客さまは寝ていたので勘違いをされたのでしょう。しかし私は「自分のミスかも」と慌てて、考えるより先に口から言葉が出てしまったんだと思います。
結局、何食わぬ顔でもう一度パーマをかけ直しました。かけ直しを含めて合計4時間近くかかってしまったのですが、お客さまは、「いつもより時間がかかったけど、しっかりパーマがかかってよかったわー!」とお帰りになったので一安心でした。
もっとカウンセリングに時間をかけて、パーマのかかり具合を確認しないといけないなと思いました。また、どんな場面でもとっさに嘘をついてはいけませんね…完全に実力不足でした。
見せられた希望のヘアスタイル写真に唖然。 お客さまを傷つけたくない一心で…(男性/28歳)
髪の毛の前の部分と頭頂部がほぼないお客さまがご来店されたときのことです。ヘアオーダーをお伺いしたところ、髪がフッサフサのモデル写真を見せられました。「え!?」と驚き、困惑しましたが、もちろん「毛が足りませんね!」なんて伝えるわけにもいかず、「どうしよう!」とパニックに。なんと断ればいいのかとっさに思いつかず、結局そのままカットをしてしまいました。
しかし、やっぱりどうしたって無理なものは無理。だって毛が足りないんですもん。なんとか頑張ったものの、オーダーとはかけ離れた髪型になってしまいました。
美容師としてのプライドと意地、そして「お客さまに本当のことを伝えて傷つけてしまったら」という不安で、頭が混乱してそのままカットを受けてしまいましたが、できないことはできないと、しっかり説明すればよかったと後悔しました。美容師は魔法使いではないですもんね…。
>ショートスタイルを希望のお客さまに「短すぎ!」と怒られてパニック…