いざ独立、店舗はどうする? マンションの一室から始める美容室創業

マンションの一室でもサロン経営はできることがわかった。だから……。

 

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-小さいサロンは閉じた空間になりやすいように感じます。サロンや自分自身が常に進化し、お客さまに愛され続けるために意識していることはありますか?

 

外に出て経験値を上げることは大切かなと思っています。僕の場合は毎年海外に行ったり、フットサルサークルに入って幅広い年代の人と付き合ったりしています。去年は海外の難民キャンプで髪を切るボランティアに行ってきました。自分の知らない場所に飛び込みたい欲求が強いんです。

 

無理に成長しなきゃとは思っていませんが、変化を望むと自分自身も変えていかないといけませんよね。だからお客さまにとっても常に新鮮で飽きない存在でいられるんだと思います。

 

-サロンを大きくしようと考えたことはないのですか?

 

実は移転を考えているんです。いまスタイリスト2人で2席なのですが、予約が取りきれない状況が続いていて、お客さまにご迷惑をかけてしまっているので。スタッフももう1人増やす予定です。

 

-次もマンションで?

 

まだ決めていません。目立たないマンションの一室でもできることはわかったし、お客さまとの関係性も変えるつもりはないです。とはいえ、スタッフが増えます。僕自身が給料に満足していないところからスタートしたので、スタッフが給料の面でも納得できる環境をつくりたいというのが、これからの課題。今はそればかり考えていますね。

 

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プロフィール
Onelove Cut’s
代表/神田 晋介(かんだ しんすけ)

神奈川県に数店舗を展開するサロンに16歳で就職。同サロンでスタイリストとして勤めた後、22歳で独立。東京・新宿のマンションの1室に『Onelove Cut’s』をオープン。施術をすべて担当スタイリストが行うマンツーマンの営業スタイル。現在は自身の他、スタイリスト1名が在籍する。

(取材・文/福田 真木子  写真/QJナビ編集部)

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