OCEAN TOKYO 新代表のリアル白書! オープンまでの覚悟の道 -OCEAN TOKYO OVER 代表/雨宮雄三さん-
2019年7月
新メンバー決定
それぞれ全くカラーが違う、個性的な5人のスタイリストたちを抜擢。
マネージメント力がある大平拓朗は、アシスタントからも信頼が厚い。ガンガン攻めて背中で見せる僕とは違い、大平は手を差し伸べて内部を強化してくれる。人としても美容師としてもスタンスが真逆な分、お互いできることに集中して助け合えるパートナーだ。
二人目は、スタイル作りがダントツにうまい井川ジュンペイ。2018年ホットペッパービューティーアワードメンズ部門で2位を取った実力の持ち主。技術力や細部までのこだわりは、心底尊敬している。メンバーも刺激をうけるだろう。
木村奏也は、渋谷店で売上400万を超えるトレンドセッター。その上、努力家でSNSもマメにやり続けている。「雨宮さんが代表になることがあったらついていきます」と言ってくれていた。その夢を実現できることがすごくうれしい。
アシスタントとして一番長く僕についていたERICO。かゆいところに手が届くフォローアップにいつも感謝している。今年デビューした彼女に期待しているし、女性美容師としてのキャリア構築を一緒にしていけたらと思っている。
このほか、アシスタント10名で最強チームを築いていこう。
2019年7月中旬
全スタッフで決起会
全スタッフの前で新店舗メンバーは決意表明をした。
「OVERの店舗で働きたいってみんなが思ってくれるようなサロンにしたい」と宣言した。やるしかない。
もう一つ僕が伝えたのは「中途入社でも代表になれる」ということ。これまで代表はオープニングメンバーが就任していた。中途入社でも努力して結果を出せば代表に駆けあがれるんだよってことを体現した。どんどん次に続いてほしい。
やっとほんの少しだけ、実感が湧いてきた。
2019年7月下旬
サロン名への想い
20パターンほどあった候補の中、最初から気に入っていた「OVER」に決めた。
OCEAN TOKYO全サロンの“先頭”を走り、みんなの期待を超えていきたいという狙いがある。ロゴデザインでも、先陣を斬るイメージになるように影をつけてもらった。
もちろん店舗の売り上げも1番を狙う。だからと言って、勤務時間を延ばしてストレスにならないよう、しっかり休みを取れるようにしたいし、待遇面も整えようと思う。結果を出しつつスタッフがイキイキと働ける環境にしたい。
2019年8月初旬
いよいよ内装工事へ
幅広い年齢層をターゲットとしているので、内装は白とブラウンを基調としたシンプルなデザインに。スタイリストが得意としているスタイルも多様だから、内装で特定のイメージに絞られないようにするためでもある。
床は木目調にして、全体的に落ち着きのある空間にした。業者は本店から担当している信頼のできる方へ依頼。待合スペースの広い居抜き物件だったので、その壁を取っ払ってフロアを広々と設けよう。
こだわりがなかった分、予算や時間が抑えられた。スタッフに対して時間とお金をかけたいと思う。