ひらめきと構築。2人だからこそのバランス。

kiyo：基本的に僕の脳内は少年です（笑）。でも、そうじゃないと新しいことは思いつかないかな。何かを始める時のワクワク感が好きで、今municoがやっていることは全て僕が発端です。動画もコスメもサロンも、やろうって言い始めるのは僕で、困るのがnaoさんです（笑）。僕が言い出したことを、どうやって良い感じのビジュアルにして世に送り出すか、考えるのが彼女の役割なので。実はもう既にバトンタッチしたい案件がたくさんあるけど、今ここで言ってしまうと怒られそうなのでまだ言えてないです（笑）

nao：そうですね、今大事に作っている物があるんだから、そんなにたくさんの仕事を私に回さないでって感じです（笑）

kiyo：こんなふうに naoさんはとても構築的なタイプ。今、目の前にあることをきちんとやろうという人なので、本当に尊敬します。

nao：諦めない精神ですかね（笑）。何かを始めるとのめり込むタイプで、なんでも中途半端にしたくないんです。kiyoさんが窓口になってくれるからこそ、私が中身をしっかり作り込めると思っているので、こうしてユニットで動くことが一番しっくりくる。最近このバランス感が開花した気がします。

kiyo：naoさんのコンテンツの作り込み方は本当にすごいと思います。僕一人ではあんなに高いクオリティのものは作れない。僕がザックリとした枠組みを作って、その中身をnaoさんが丁寧に仕上げていくという感じですね。

自分達を見失わない為にも、クリエイティブを続けたい。

kiyo：今の僕達がしていることって、趣味の派生でしかないと思っています。それがうまくビジネスにつながってきた感覚です。昨日も夜な夜なNETFLIXで話題の作品を見ていたんですけれど、この画角いいねとか、これはスライダーかな？ドローンかな？　一眼で撮っているのかな？とか言いながら見ていましたね。映像を見る時は、常に視点は完全に作る側です。どんなに忙しくても、インプットとアウトプットを止めないようにしています。

nao：もちろん話の内容も面白かったんですけどね（笑）。とにかく映像がめちゃめちゃ綺麗なんですよ。新しい感じの映像表現というか、ぼかし方も絶妙で、色味とかピントの当て方もすごく勉強になりました。こういうのを撮りたいなーって漠然と思いました。

kiyo：新しいものを吸収すればするほど、新しい物が作れると思っているので、色々なものからインスピレーションを受けて、毎回の仕事のクオリティも上げていくというのは欠かさずやっています。クオリティに対しては、常に貪欲です。ただ、今自分達が本当に表現したいものが本当に表現できているのか、という疑問を抱いてたりもするので、これからはそのための時間を作っていきたいなと思っています。

nao：そうですね、仕事として依頼を受けて制作をしたものは、リリースまでしっかり見届けているので、達成感や手応えはもちろん感じているんですけれど、それ以外で、自分達が本当に好きなものをただ作りたいなと。どうしても仕事優先で動いているので、ただただ自由に、好きなものを作るだけというクリエイティブの時間が欲しいですね。やっぱり仕事としてやるのと、自分達のしたいことをするのは全く違うんですよね。特に今日は完全にNETFLIXの映像に影響されています（笑）

＞特に夢はない。課題をクリアしていくのが楽しい。