元RITZから独立したカリスマ美容師大更章文さんがGratiiのオーナーになるまで【前編】
あの伝説の番組『シザーズリーグ』(フジテレビ系列)で若きカリスマとして注目を浴びた大更章文(おおふけあきふみ)さんが、代官山の有名店「RITZ」のディレクターを卒業し、満を持して独立することに。オープンまでのバタバタ体験をレポートしていただきました!
これは運命!? みんなが同じ物件を勧めてきた!
いよいよ独立することが決まり、準備がスタートした。仕事はギリギリまでするので、物件探しを自分の足でする時間はなかなか作ることができなくて…。
だから、プロの手を借りて探してもらっていたんだけれど、相談していた4社の不動産会社が、みんな同じ物件を勧めてきた!
表参道駅から徒歩1分、25坪ちょっとの居抜き物件! ひょっとしたらこれは何かの運命かも?
ところが・・・! 初期費用をおさえるために居抜き物件を選んだのに、前のサロンの設備がレトロ感たっぷり・・・。
「昭和初期のものだろ!」とツッコミたくなるおかまドライヤーとか、天井で固定されたローラーボードとか、「今どきこんなの見たことないぞ!」と思えるようなものがたくさんあった。
これじゃあ、そのまま使えるものが何もないじゃないの! まあ、なんとかするしかないね…。