成功体験を“シェア”し、美容師の大きな進化へとつなぐ。 互いに高め合い“シナジー”を起こす次世代型シェアサロンNEHANが切り開く道

負のスパイラルから脱却し、さらなる高みへ飛躍するフィールドを用意したい

 

 

-オープンまでに、それぞれ大変だったことはありますか?

 

寺村:僕はサロン名ですかね。

 

中野:2か月くらい悩んでいましたもんね。

 

寺村:最初は英単語で探していたんです。実現したいイメージは3名で鮮明に共有できているのに、コンパクトに表現されている言葉が見当たらなくて…。そんな中、ヨガの先生をしているお客さまを接客していたときに「アーユルヴェーダ系の言葉もいいな」と思い、言葉の意味や音の心地よさなど探った結果、たどり着いたのが「涅槃(ねはん)」。漢字をローマ字に変え、「NEHANは、負のスパイラルから脱却し、さらなる高みへ飛躍する」というコンセプトを添えて二人にメールを送りました。

 

森越:「これだ!」と満場一致でしたね。僕自身もさらなる高みを求めて今回のプロジェクトに参加しましたが、周囲の理解を得るのは大変でした。けれど、NEHANの意味に込められているように、業界も時代の流れと共に変わっていく必要があります。これが会社にとっても必要なんだと真剣に伝え、納得してもらいました。GARDENにいるスタッフのためにも、未来を開拓することが大切なんですよって。

 

 

-森越さんの熱意で、会社の在り方が大きく変革したんですね。中野さんは大変なことはありましたか?

 

中野:経営視点で、すこし葛藤がありました。ミラーボールでは、“良質な依存関係”という経営理念を掲げていますが、NEHANでは別のコンセプトがあるので、既存スタッフを混乱させてしまうかなと。でも、実際にスタッフがNEHANで働き始めたら、スタッフの意識が自然と変わっていきました。まさに、シナジー効果ですよね。ミラーボールとNEHANの両軸にかかわることで美容師の仕事がより楽しくなっているようです。

 

森越:中野さんは多くの店舗を運営しているのに、その成功体験を押し付けず、常に柔軟な考えで動いてくれるんです。それは、NEHANの強みでもあります。そういった柔軟さをもって、いかに変化のスピードを保てるかが、組織の明暗を左右します。

 

中野:ありがとうございます、ちょっと照れますね。どんなサロンにしていくのかは、みんなで決めて、常に進化していきたいですね。

 

>ボーダレスな関係で意見をかわし、スピードをもって変化しつづけたい

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