成功体験を“シェア”し、美容師の大きな進化へとつなぐ。 互いに高め合い“シナジー”を起こす次世代型シェアサロンNEHANが切り開く道
NEHANの核は「一流美容師の顧客志向」。人気美容師の経験をシェアしてプロデュース
-運命的なものを感じて集結した皆さん。どのようにしてNEHANの中身を創り上げていきましたか?
寺村:最初は、シェアサロンに所属する人気美容師さんの課題を改善したいと思ったんです。シェアサロンはどの美容師も対等なところが良さでもあり、逆に売上のある美容師からすると、サロン側へ支払う金額は高いのにサービスは一律。また、フリーランスが集まることで接客などの秩序の維持やスタッフ教育も簡単ではありません。ほかにも、企業と美容師の雇用関係のデメリットを洗い出し、そこから脱却できるシェアサロンのプレステージを作ろうと思い立ちました。
中野:これまでのシェアサロンとの一番の違いは「一流美容師の顧客志向」がベースにあること。寺村さん、森越さん自身が顧客志向の人気美容師であり、またそれを大事にする美容師の気持ちがわかる。その視点を核にしてサロンをつくっていくので、所属美容師やそこにくるお客さんなど、関わる人すべてが幸せになる設計をしているんです。
寺村:実績のある現役美容師がサロンづくりを担うことで「もっとこうなったらいいのに」といった人気美容師さんのニーズを、見逃すことなく形にできます。森越さんは、チームで売上1000万以上を継続的に達成した組織づくりのプロ。その経験があるからこそ、森越さん視点でアイデア出してもらいました。
森越:僕は、店舗を成功させる絶対必要条件は3つあると考えています。それは「スタッフ満足」「お客さま満足」「数字」。この3つのバランスが取れたとき、サロンは成功します。一つ目の「スタッフ満足」とは働きやすさです。いかにストレスのない導線でサロンワークができるかで、パフォーマンスも全然違います。また、スタッフ間のリレーションも重要です。二つ目の「お客さま満足」というのは、セット面で充電ができる、タブレットの位置を使いやすくするなどハード面はもちろんのこと、接客などのコミュニケーションによるソフト面の満足度です。この2つの視点のバランスをとるため、そして結果を意識して満足度を追求するために「数字」という軸も外せないポイントです。こういったことをNEHANで実現していけるように妥協なくプロデュースしています。
>スタッフ導線をスムーズに。お客さまが心からリラックスできる空間づくりへ。