街の美容室vol.13 常に変化し続ける秋葉原のサブカルチャーと地元愛サロン fuwat平野アキさん

客層はどんな感じなのでしょうか。

 

 

カラーリングでいらっしゃるお客さまは10〜30代、ウイッグ発注のお客さまは20〜40代くらいでしょうか。アニメや漫画好きの方が多いです。

普通の美容室の業務もしているので、カットでこられる方も多いです。下は8歳から上は96歳まで、年齢層も幅広く、ご近所の方もたくさんいらっしゃるんですよ。お客さまの層に合わせて雑誌も幅広く取り揃えています。選ぶ雑誌はスタッフの趣味によるところも大きく、ファッション誌、アート系、オカルト系、料理雑誌などさまざまです。

 

−8歳から96歳までとは、まさに街の美容室ですね。地域での交流もありますか?

 

 

はい、ご近所の方々には、お世話になっています。店のある路地裏は下町の風情が残っていて、長く住んでいらっしゃる方が多く人情があります。納涼会ではご近所の方々が路地に集まってバーベキューをしたり、おばあちゃんがお餅やお酒を持ってきてくれたり。2年に一度の神田祭(本祭り)のお神輿は盛大で、「担いで」と言われますが仕事があるのでなかなかむずかしくて…。

 

再開発が進んでいる地区もありますが、この一角はまだ免れています。こうした昔ながらの路地裏も秋葉原のよさのひとつだと思うので、残していきたいですね。

 

>美容師視点で俯瞰する秋葉原の街

 

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