赤面不回避! 誰にも知られたくない過去を現役美容師が語る「私の黒歴史エピソード」10選
鏡大好き! 無意識に自分チェックしていたナルシストマン(21歳/男性)
ある日、以前自分が担当したお客さまが来店されたのですが、そのお客さまから指名を外されたことがありました。代わりに先輩が担当してくれたのですが、お客さまはその先輩に「この前担当してくれた人が、接客中に鏡で自分の顔ばかり見ていて気持ちが悪かった」と言っていたそうなのです…!
他のスタッフからも「そうそう! お前自分の顔見過ぎ!」と言われはじめて気が付きました。自分は営業中、フロアを通るときや接客中に自分が鏡に映ると、無意識にかっこいいかどうか確認しているようなのです。そして、その日からナルシストマンと呼ばれることになってしまいました…。
でも自分の姿って気になりますよね? みなさんも車に映った自分を何気なく見て確認したことが一度はあるのではないでしょうか。でもそういう人を見かけるたびに、「あぁ、俺ってあんな風に見られてたんだ…」と恥ずかしくなります。言われるまで全然気が付かなかったので、今では意識して気をつけるようにしています。
塗り固めて作った清楚系。意外なところから本性バレ!?(26歳/女性)
正直な話、私は男好きです。しかし周りからは清楚系で見られるように、黒髪をキープし、恋愛の話をふられても「興味ない」と嘘を言っていたんです。
ある日、男性の家に遊びに行ってうっかり終電を逃し泊まることに。翌日も仕事だったのに寝坊してしまって自宅に帰れず、男性の家からそのまま出勤しました。結果遅刻にはならなかったので安心していたら、みんながヒソヒソ話をしはじめたんです。何だろうと思っていたら「昨日と同じ服だよね?朝帰り?」と聞かれました。「しまった!」と思い適当に誤魔化したものの、なんと寝ている間に首にキスマークをつけられていたようで、誤魔化しきれず…。みんなに質問攻めにあい、清楚は作っていたものであると白状することになりました。
その事件以来「男好きを卒業する日がくるのかな? このままでいいのかな?」と考えるようになりました。まだ辞められてはいませんが、いつかは結婚もしたいし子どもも欲しいので、いつかこの黒歴史から卒業しないといけませんね。
浮かれすぎてハメ外し。既婚女性の悪癖に一同騒然!(35歳/女性)
ある年の年末、個人目標であった売上250万円を達成して浮かれていた私。目標を達成した状態で参加した忘年会は気分がよく、盛大に酔っ払ってしまったんです。そして、キス魔と化し、アシスタントたちにキスをして回ってしまいました…。最初は同性の後輩たちのほっぺにキスをするくらいで、みんなも「ちょっとー!」と楽しんでいる様子だったのですが、最終的に男性のオーナーと氷の口移しをしてしまったときは周りからどよめきが起こりました。
店長の「結婚してるんでしょ!」という声ではっと我に返りました。店長の言う通り、私は既婚者。そのため周りからはドン引きされ、次の日からスタッフがよそよそしくなってしまいました。
あれからお酒は控えるようにしているのですが、ついつい飲み過ぎるとキス魔スイッチが入ってしまいそうに…。実はこの後も何回か同じことをやらかしていて、もはや黒歴史というより定例行事のようになってしまっています。
<まとめ>
今でも恥ずかしくて頭を抱えたくなるという人や、いい思い出として語ってくれた人、そして黒歴史真っ只中の人など、さまざまな美容師さんの黒歴史を紹介しました。昔やってしまったことはもう取り返せません! 将来の自分が、今の自分を見たときに「黒歴史だったなぁ」とならないよう、生きていきたいものですね。
(取材・文/QJナビDAILY編集部 イラスト/さゆり)