オーナー・店長がケチすぎる! 振り回されて大迷惑なサロンの「いきすぎた節約」エピソード

 

嘘をついて、毎回ディーラーさんに無理なお願いをする店長…(男性/35歳)

 

うちの店では、お客さまに飽きを感じさせないためとの名目で、定期的に新しいメニューの考案や薬剤の導入を検討するためのミーティングをおこなっています。自分は、新しいカラー剤を試したくて、毎回、流行りのカラー剤を使ったメニューを提案するのですが、オーナーは「よしわかった!」と言うものの一向に導入してくれません。

 

しかし、導入する気もないのに「まずは知り合いのディーラー7カ所から限界までサンプルをもらってこい」と、材料係に言いつけるんです。

 

こうして、ディーラーさんから無料でサンプルをもらえるだけもらうにも関わらず、「新しい薬剤を揃えるのにコストがかかるから」とか「今使っている薬剤とあんまり変わらないよね? 今のものでいいんじゃない?」とか、何かと言い訳をつけて、結局導入してくれはしないのです。

 

 

これでは、毎月新メニューや薬剤導入検討のミーティングをやっている意味がなく、悲しくなります。仕方がないので、最近はサロンで導入してもらうことを諦めて、実費でカラー剤を購入し自らの技術を上げるようにしています。こうしてケチな人には人がついていかなくなるんですね…。

 

 

罰金制度を導入!? カラー剤の無駄を減らしたオーナーの妙案(男性40歳)

 

私は自他ともに認めるスーパーケチ男です。しかし私の店では、カラー剤を無駄にするスタッフがたくさんいて困っていました。ミーティングでも、使う量より多くカラー剤を作らないように何度か注意を促しましたが、なかなか効果は得られず…。そこでつくったのが「カラー剤を残したら1グラムにつき10円の罰金」というルールです。

 

もちろん多くのスタッフから反発がありましたが、オーナー命令で強制的に実行しました。確かに、途中でカラー剤が足りなくなって作り直しに行くのは手間だし、ブリーチなどこまめな経過チェックを必要とする施術もあります。しかし、初来店の新規のお客さまは仕方がないとしても、2回目3回目のお客さまであれば大体どのぐらいの量のカラー剤が必要かわかるし、それをカルテに書いておけば無駄に作りすぎることはなくなるはずだと思ったのです。

 

このルールを施行してからは、スタッフみんなが罰金を払いたくないので、何グラムのカラー剤が必要なのかしっかりとカルテに書くようになりました。効果はテキメン! カラー剤を大切にしてほしいという思いからつくったルールなので、実際にスタッフがカラー剤を残してしまったとしても本気で罰金を取るつもりはなかったんですけどね。

 

 

>古い雑誌の使えそうなスクラップで自作ヘアカタログを作るように強要する店長…

 

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