憧れの上司や信頼する先輩、同僚のあんな姿にがっかり…美容師が思わず「蛙化現象」を感じた瞬間
有言実行して! 待たせすぎたお客さまからの一言に副店長は…(26歳/女性)
うちの店の副店長の話です。いつも「どんなミスも私が責任を取るよ! だけど、お客さまを待たせるのだけは絶対ダメ。それは気をつけようね!」ということを格言のように言っていて、「仕事ができる人」としてみんなから慕われていました。私もその言葉に感動して、「ついていこう!」と憧れていました。
2年目になって、ヘルプにつかせてもらう機会ができたときのこと。その先輩が接客する姿を見ていると、お客さまに「髪、自然乾燥させてるんですか!? 絶対ダメですよ! やめてくださいね!」と強く言っていました。しかしその後、前の施術に時間がかかって、そのお客さまを長時間待たせてしまったんです。
だいぶ待たせてから施術を始めようとすると、お客さまが一言。「待ってる間に髪が自然乾燥しちゃったんですけど、これは大丈夫なのですか?」副店長は何も言えず、しどろもどろになっていました。
「お客さま第一! 売上よりお客さまの信頼!」と得意になって説明していた先輩が、顔を真っ赤にして「あ、す、すみません…」と慌てている姿を見て、蛙化というか、うわ〜っとなんとも言えない気持ちになりました。ちゃんと有言実行して、カッコいい姿を見せて欲しかったです。
<まとめ>
ほんの些細なきっかけから、さすがにそれはナシ! というようなものまで…好意を持っていた相手にガッカリしてしまうきっかけは、いろいろあるようですね。自分も知らない間に、誰かに「蛙化現象」を感じられているかもしれません。気をつけたいものです…。
(取材・文/リクエストQJ編集部 イラスト/まほり あんず)