【実話】幽霊よりも生きた人間のほうが何倍も怖い…。現役美容師が体験した人にまつわるオカルトエピソード
仲がいいはずの先輩2人。後輩が目撃してしまった驚愕の行動!(27歳/女性)
前のサロンでアシスタントとして働いていたころの話です。ある日、帰宅途中で忘れ物に気づきサロンへ戻りました。サロンはまだ灯りが点いていて、人がいることはわかっていましたが、深夜だったこともあり小声で「お疲れさまです。忘れ物しちゃって〜」と言いながら入りました。しかし、フロアには誰もおらず返事もなし。不思議に思いながら、バックルームのドアを開けると…先輩の女性スタイリストが同期の女性スタイリストのハサミを床に落としていたんです。
思わず「え?」と言い立ち止まると、その先輩は私がいることに気づきました。そして、睨みつけながら「絶対に言わないでね」と一言…。私は頷くことしかできませんでした。翌日の営業で「ハサミの調子がおかしい」と嘆いている被害者の先輩に「どうしたの〜?」と心配している姿を見て、より恐怖を感じました。
同時期にデビューした2人の先輩は、普段はとても仲よしに見えます。ただ、徐々に指名数や売上の差が開いてきていたので、その妬みからの行動だったのかなと思います。こんなこと誰にも言えないし、言ったとしても信じてもらえないだろうという苦しさから私はそのサロンを退社しました。
美容師を辞めたはずの先輩が秘密裏に進めていたこととは?(28歳/男性)
何店舗か展開しているサロンに勤めているのですが、他の店舗の店長が「美容師を辞めて違う仕事をする」と言って退社したにも関わらず、実は独立し自分のお店をオープンしていました。
ワンマンな社長で、現場のスタッフは基本的に何も言えない中で、店長だけは自分の意見をはっきりと社長に伝えていました。だから社長と店長の関係は良好ではありませんでした。これは想像ですが、冷遇されることもあったのだろうなと感じています。
なので、「美容師を辞めて違う仕事をすることになったみたいだよ」と聞いたときは、社長との関係もあって、美容師の仕事が嫌になってしまったんだろうなと思っていました。しかし、退社してすぐに、某サイトでその人がオープンしたお店が掲載されているのを発見。驚いたと同時に、今までの経緯を振り返ると、自分を含めた周りのスタッフは「なるほどな…」と妙に納得しました。しかし、社長は当然ながら激怒。ただ、特に契約などの書面などを交わしていなかったようで退社を止められなかったそうです。それからは全スタッフに雇用契約書が渡されるようになるなど、会社が改善されるきっかけになりました。
>お客さまだから断りにくい! 指名してくださるのはうれしいけれど…