GARTEの革新的な新店爆誕! 鼻垂れ坊主の奮闘記が始まる
技術力、デザイン性の高さ、そしてSNSでの熱のこもったメッセージが、美容学生を中心とする若い人たちから熱烈に支持されている「GARTE」。その2店舗目が、2020年7月原宿に誕生します。
なんとその新店は、美容師歴3年以内の若手だけで構成されているのだとか。無謀とも取れる非常識な戦略について、代表のATSUTOSHIさん、新店代表のYUHIさん、店長のSHUNJIさんの3名にお話を伺いました。若手美容師、美容学生必見のインタビューです。
新型コロナウィルスの影響で、2店舗目の出店が早まった
ATSUTOSHI:2店舗目は居抜き物件で、できれば大型店にしたいと思い、ずっと物件を探していました。そのような中で出てきたのが新ブランド「Snot by GARTE」が入ることになった物件です。
原宿駅から徒歩3分の超好立地にもかかわらず、家賃が格安だったので店舗を出すか出さないかは別として、ひとまずキープすることに。新型コロナウィルスの影響で退店が増えているから出てきた物件で、普通ではありえない条件です。仮に、すぐに営業を開始しないとしても、練習スタジオとして使えばいいやと思ったんですよね。その後、いろいろと考えた結果、若い子たちが活躍できるサロンをつくることにしました。もし失敗しても、練習スタジオに変更すれば問題ないので。
新店を任せるメンバーを考えたとき、最初に思い浮かんだのは新卒1年目のSHUNJIです。いくら何でも若すぎるという気持ちもあったので、代表には3年目のYUHIを指名しました。この2人は専門学校に在学中から業界誌の撮影セミナーについてきてくれていたし、僕のアートワークを間近で見てくれていました。だから考え方を多少はわかってくれているかなと思ったんです。
YUHI:いつかサロンの代表をやりたいという話をしていたんですが、まさかこんなに早く実現するとは思っていませんでした。でも、ATSUTOSHIさんは22歳のときにサロンを立ち上げているから、僕よりも若くして代表になっているんですよね。それを考えたら、決して不可能なことじゃない。「やるしかない」って思ったんです。
SHUNJI:最初に新店舗の店長の話をいただいたときは、本当にただただびっくりでした。新卒で入社してすぐ店長なんて聞いたこともないですし。正直、不安もありましたが、話がどんどん進んでいくうちに前のめりになってきて、今は前向きに自分に何ができるのか考えているところです。YUHIさんと同じように、僕もいつかサロンを任される人間になりたいと思っているので、このチャンスを逃す手はないですよね。