「新規集客月700人」を原宿で実現する木村允人の戦略に若手気鋭オーナーも共鳴! 個人のInstagramに頼らず、fifthを超成長に導いた仕組みを明かす
売上のために精神論を振り回しても意味がない
精緻なペルソナデザインで、理想のお客さまを集める
サロントップの売上をつくり発言権を得た僕は、サロンワークの仕組みから何からガンガン意見して変えていきました。とにかく、「全員で最大限の生産性を上げるために、自分たちで考えて動く」というマインドを植え付けていったんです。年上だろうがなんだろうがお構いなしで引っ張っていったので、よく喧嘩もしました。
「とにかくやれ」の精神で練習したり、「毎日アップしろ」とInstagramをやらせても意味がない。そもそも業務外で無理矢理Instagramをやらせるのはブラックだと思う。だから僕はもっと科学的なマーケティングが重要だと思って追求してきました。
マーケティングの第一歩は「ペルソナ」を設定することです。オシャレをしたい10代のメンズみたいなざっくりとしたペルソナでは意味がなくて、どんどん細分化したほうがいい。
例えば、「早稲田大学2年、地方出身で今は高田馬場に住んでいる。就職活動までまだ時間があるから、髪で遊びたいと思っている。よく着ている服はHAREだけれど、もっと垢抜けたい」みたいな。
詳細にペルソナを設定するから、イメージが膨らむし、どんなメッセージ、どんなビジュアルを打ち出すべきか明確に見えてくる。ターゲットは狭いけれど、強く、深く刺さる。こういうペルソナを設定すると、実際に早稲田の学生さんがきてくれたりするから面白いんですよね。
>自分だけなら寝てても月300万円はつくれる 大事なのは、みんながそのレベルに到達できるか