頭の中の「夢の美容室」をプロに再現してもらいました

 

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「自分のお店を作りたい」というのは、美容師なら誰もが一度は思うことではないでしょうか。でも、「目の前の仕事で一杯いっぱいでそれどころじゃないよ!」という人も多いはず。そこで、美容室デザインのプロに相談し、「夢の美容室」を建築パースに落としこんでもらいました。今回はその様子をレポートします。あなたもぜひ一緒に「夢の美容室」を考えてみてください。

 

■ご協力いただいたみなさん

相談者:JEANA HARBOR スタイリスト 竹澤さん

美容室デザインのプロ:建築のスマイルサービス 橋本さん 佐々木さん

 


 

いくらお金がかかってもいい、ということですね(笑)

 

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橋本:ではですね、まず美容室を作るにあたって、どんな場所で始めたいか教えていただいていいですか? 本来はどんなお店にするかというヒアリングは何時間もかかるですが、今日は細かいところは抜きの短縮版で進めていきますね。

 

竹澤:本当に夢の話でいいのなら、水族館の中でやりたいなっていう気持ちがあるんです。海の中にある美容室みたいな。

 

佐々木:えっ…!?

 

橋本:もちろん、夢の話でいいんですけれど、水族館の中だと、内装を考えていく際にちょっと困ってしまうので…(笑)。そうだなぁ…たとえば、海辺とかそういうイメージでしょうか。

 

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竹澤:そうですね。海辺の一つのスポットとして水族館の隣にあるような…。目の前に海がバーンっと広がっているようなそんなイメージです。

 

佐々木:リゾートのようなイメージですね。

 

橋本:当社はセット面が4つ、シャンプー台が2つくらいの規模のお店を作ることが多いんですが、その辺はどうお考えですか?

 

竹澤:ゆったりした空間にしたいので、セット面は3つ、シャンプー台2つですかね。

 

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橋本:スタッフさんの人数は?

 

竹澤:技術者3名とスパリスト1名のイメージです。一人ひとりのお客さまを大切にしたいので。

 

佐々木:なるほど、ゆったりとした感じですね。では、施術するスペースと、シャンプースペースは、どのようにします? 空間をセパレートしたいとか、個室にしたいとか…。

 

竹澤:夢だから何を言ってもいいんですよね? それならシャンプースペースは個室にしたいです。シャンプー台から上を向くと、クラゲの水槽が見えるとかそういうイメージです。

 

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橋本:面白いですね。保健所がOKって言わないでしょうけど、いいんじゃないですか。実際、お店の中にプラネタリウムを作っちゃった人もいますから。

 

竹澤:上を見上げると、深海魚とか、クラゲとかそういう生物がぶわーっと見えるのが理想です。

 

橋本:つまり、いくらお金がかかってもいい、ということですね(笑)。

 

 

>ピカピカというより、適度なヤレ感があったほうがいい

 

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