そのルール、あなたの職場だけかも!? サロンに受け継がれる、独自の決まりや文化を調査!
「いらっしゃいませ」はダメ? 距離感を大切にした接客方法(22歳/女性)
私のお店では、「いらっしゃいませ」はNG。必ず「こんにちは」または「こんばんは」と言うことを徹底しています!
入社時上司から、「『いらっしゃいませ』だと、どうしても『売る側』と『買う側』になってしまう。人対人なので『こんにちは』のほうが距離が近くなっていい』と説明があり「なるほど!」と思いました。
「こんにちは」だと、言われたお客さまも「こんにちは」と返してくれて、対話が成り立ち、親近感が湧いて気持ちがいいなと感じます!
オーナーの「アイスコーヒー」絶対ルールが、お客さまへの接客にも活きている?(30歳/男性)
対お客さまへのルールではありませんが、私が働いているお店では、オーナーから「コーヒー買ってきて!」と頼まれたら季節問わずアイスコーヒーを買ってくるというルールがあります(笑)。私はこのサロンに所属して10年近く経ちますが、1年目のときに先輩から最初に教わったことがそれでした。
オーナーは基本的に温厚な方なので、この10年仕事で怒られたことはありません。しかし、唯一怒られたのが、冬場の撮影の際に、コーヒーを頼まれて、ついホットコーヒーを買ってしまったときのこと。渡したら信じられないくらいのお叱りを受けました…(笑)。
このルールから、人それぞれ許せないポイントがあることを知り、自然とサロンワークにおいても一人ひとりのお客さまの「ここは絶対に外してはいけないポイント」を見極めることをうちのお店では徹底しています。
<まとめ>
独自の決まりは、お客さまにリピートする「楽しみ」を与えているよう。独特なルールはサロンブランディングにつながり、お客さまがサロンを選ぶ大切なポイントになっているのかもしれませんね! お店の方針を大切にしながら、あなたのサロンでも検討してみてはいかがでしょうか。
(文/QJナビDAILY編集部 イラスト/イッヌ)