【SALON REPORT : Dimo &】 服部大起/浅倉一馬/田宮将至 変化はチャンス!コロナ禍の出店。カギは“一体感”

田宮さんは、Dimo&の参加と同時にスタイリストデビューを迎えられたそうですね?

 

田宮:売れっ子スタイリストの道を駆け上がっていく先輩を見ながら、セルフブランディングの重要性を肌で感じていました。僕自身はカラーが好きなので、積極的に自分が強みになるカラーを提案しておこう、と。ブリーチなしで、どこまで透明感のある色を表現できるかを追求しています。インスタでも日々、新しいカラーをアップデートすることは、自分自身への挑戦でもありますね。

 

服部:田宮はデビュー初月で200万に届きそうな勢いなんです。僕の目から見ても本当にクオリティが高い。そういう技術的な部分も評価されて売り上げがつながっていることは嬉しいですね。それに実は、僕も浅倉もなんですが、売り上げが上がっているんですよね。スタイリストの裁量で仕事ができますし、お客さまの予定にも臨機応変に合わせてあげられています。

 

浅倉:以前よりもお客さまと接している時間を長く確保できたことで、お客さまが本当に悩んでいることを打ち明けてくれやすいようです。お客さまとの関係を続けてきた結果が今につながっているんだと思います。

 

 

予約は個々のスタイリストが対応

集客サイトも使わず、レセプションも置いていない。そのため日々の予約管理は全てスタイリストが行っている。スタイリストにとっては負担が増えるが、事前に要望を確認できるというメリットもあり、サロンワークの効率化につながっている。サロンの都合で予約を重ねることなく、顧客一人ひとりに対応できることも満足度アップに。

 

セット面8席で、3フロア

フロアごとに大きな窓があり、しっかりと換気できている。さらには3フロアに分かれ、1フロアあたり2〜3席と席数は超ミニマム。客席間の幅もしっかりと確保されている。密を避け、ゆったりとした環境で営業できていることは、安心して来店してもらう重要なポイント。

 

サロンの名前に込められた思い

お客さまから必要とされ、お客さまを輝かせる美容師であること。そして美容師にとっても、自分を支持してくれるお客さまがいなければ輝けない。その基本的な定理を、ダイヤモンドという言葉で表したのがDimo&。

 

 

服部大起(はっとりだいき)
Dimo & 代表

スタイリストデビューと同時期にインスタグラムを開始したところ、半年で1 万人のフォロワー数を獲得。以来、ハイライトをメインに打ち出したへアカラーが大ヒットし、一躍トッププレイヤーに。2020年9月、自身のサロン「Dimo&」を表参道にオープンする。
インスタグラム@daiki_hattori

 

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