これって、もはやカスハラ? 美容師の時を止めた、お客さまからの難癖や難題

 

「カットで癖毛を治すことが得意」なんて書いてないのに。勘違いは怖い…(30歳/女性)

 

私は、ネットの自己紹介プロフィールに「癖毛をカットだけでセットしやすくすることが得意」と書いています。ある日、それを見て来たお客さまが、カウンセリングのときに「髪をストレートにしてほしい」と言うので髪質改善をお勧めしました。

 

すると「いや、ストレートパーマとか髪質改善ではなくて、カットだけでお願いします!」と言うんです。

 

「さすがにカットでは、癖毛を多少抑えたりボリュームをダウンさせたりすることはできても、髪自体をまっすぐにはできません」と伝えると、「だってネットに癖毛を直すのが得意って書いてあったじゃない! 嘘を書いているってこと!?」と言い返されてしまいました。直すとは書いてないのに…と思いながらも、謝ってなんとかその場を収めました。

 

そのお客さまは怒って帰ってしまったけど、普通に考えてカットで癖毛をストレートにするなんてできるわけないと思わないのでしょうか? それができたら、世の中から癖毛の人はいなくなるじゃんと思ってしまいました。プロフィールに書く言葉にも気をつけないといけませんね。

 

 

<まとめ>

お客さまからの難題や難癖は、読者のみなさんの予想の斜め上をいっているものばかりだったかと思います。本当にこんな言動をする人がいるんだ!? と知ってもらえたことで、エピソードを提供してくれた美容師は救われるかもしれません。いつの時代も人には優しくありたいものですね。

 

(取材・文/リクエストQJ編集部 イラスト/かたくりこ)

 

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