ドライヤーを使わせてくれないお客さま。この時代に生きにくそうな、その理由とは？（38歳／男性）

僕が担当しているお客さまで、とても変わった人がいます。その人はドライヤーを使わせてくれません。カットした髪も飛ばせないし、普通に乾かすこともさせてもらえません。

初めてドライヤーを使おうとしたとき「ドライヤーからは、良くない電磁波が出ているから使わないでほしい」と言われました。「どうやって乾かせばいいですか？」と聞くと「プロなんだから、あなたが考えて！」とムチャ振り。

ドライヤーが使えないのでローラーボールを使おうとしたら、それも電磁波が出ているからNG。唯一許されたのがストレートアイロンでした。濡れている髪に直接高温のアイロンを当てるので、ジュ〜ジュ〜と音を立てながら乾かしていました。

そのお客さまは、今でもアイロンで乾かしています。髪が傷むと伝えても「それでいい」と言うので仕方なくやっています。周りのお客さまから見たら異様な光景なので、変なスタイリストだと思われていないか心配です。というか、アイロンも機械なのに、アイロンは電磁波出てないんかい！と思っています。

風邪引いちゃうよ！ 1,000円のブロー代を払うのが嫌なお客さまがとった驚きの行動とは？（35歳／女性）

多くの美容室はそうだと思うのですが、うちの店はカラーのみのお客さまにはブロー代金をいただく形をとっています。しかし、あるお客さまが「このブロー代って何？ なんで乾かすだけでお金とられるの？ 納得いかないんだけど」と言って、ごね始めたんです。

「カラーのみのお客さまには、ブロー料金をいただいています」と何度も説明しましたが、納得してもらえず揉めていると、そのお客さまがいきなり「もういい！ 乾かさなくていいから、このまま帰る！」と言って、髪が濡れたままの状態で帰ってしまいました。

ブロー代は1,000円です。そんなに1,000円を払いなくないんだ…と呆れて笑ってしまいました。私だったら髪が濡れたままで電車に乗って帰るぐらいなら、1,000円払ってでもブローしてもらうけどなと思っています。

美容室は、自分ではできないセットをしてもらって、かわいくなることを楽しむ場所でもあると思います。ほんと、いろいろな考え方の人がいるなと思いました。

＞白昼の美容室でブチギレされた。理由は「必ず◯◯する髪型」ではなかったから