カットした翌日にお客さまからのクレームが。その内容に頭はパニック！（26歳／男性）

ある日、新規のお客さまを担当したときのことです。少し指示が細かい人だったので、丁寧にカットしセットも上手くできたので、すんなり終わったと思っていました。

しかし、翌日の朝、お店に「あなたのカットで髪が爆発して大変なことになっているじゃない！」と、怒鳴り声でクレームの電話がかかってきてしまったのです。

「申し訳ありません、やり直しいたします！ 髪が爆発というのはどういった状況でしょうか？」と質問すると、「どうもこうもないわよ！ 爆発よ、爆発！！」としか言わないので、一度お店に来てもらうことにしました。

来店されたお客さまを見ると、うつ伏せで寝ていたのか前髪に寝癖がついていたんです。念のため「こちら、寝癖ではないですか？」と聞くと、「ふざけないでよ、朝にセットしても直らなかったんだから！」と言われました。濡らしたら直ると思ったので、シャンプーさせてくださいと伝え、シャンプーをしたらやっぱり綺麗に直りました。

お客さまに「おそらく、うつ伏せで寝て癖がついてしまったんだと思いますよ」と伝えると「やればできるじゃない！」と、声をものすごく張り上げで帰っていかれました。いったいなんだったんだ？ と、スタッフも周りにいたお客さまも、みんなで顔を見合わせて笑ってしまいました。

「シャンプーをするな」と言うお客さま。でもその髪の毛じゃ切れないよ…（32歳／女性）

うちの店は、シャンプー代がカットとは別料金になっています。そのため、カウンセリングで「シャンプーは、いかがなさいますか？」と言ってシャンプーメニューを見せることになっているのですが、お金がもったいないからと断るお客さまがいます。よくあるのは「来る前にシャンプーしてきたから平気です」と言われるパターン。髪に何もついてなければ問題ないので大丈夫ですが、このエピソードのお客さまには困りました。

「シャンプーはいらない！」と言うお客さまの髪は、ガッチガチにジェルがついて七三分けでセットされている！ 「お客さまの髪にはワックスがすごくついているので、このままだとカットできません。シャンプーさせてもらってもいいですか？」と聞くと「いや、このままで大丈夫です！」との返事が…。

いやいや、あんたが大丈夫でも切るこっちは大丈夫じゃないんだよ！ と思い、1番安い500円のシャンプーならいいかと思って聞いてみても、頑なに「いや、シャンプーはいらない！」という回答。

「だったらガチガチに整髪料つけて来るな！」と思ってしまいました。結局、私がおれてシャンプー台でモミシャンしてからカットしました。いい加減にしてほしいです。

＞少し癖のあるお客さまが指名料に激怒。110番されたその結末は？