次世代女性オーナーの決意。1サロンからはじめる、美容業界のネガティブポイントの改善

経営って、人。語って伝えていくしかないです

 


-目標の中に「影響力を持つ」という言葉がありました。ここまでうかがったような取り組みを、発信していく予定や方法は?

 

やっぱり語るしかないですよね。どういう経営をしているのか聞かれて話したり、後輩が語ってくれたり。1つのサロンの1人の経営者が、業界全体を一気に変えるなんて大きなことはできないけれど、こういう方法もありますというのを知ってもらえるだけでも何かしら影響を及ぼせるんじゃないかと思うんです。またもうひとつの目標である「“感度”で日本一」というのと相乗効果を生みだしていくことで、影響力も増していけるのではないかとも感じています。

 

-最後に。独立願望がまったくなかったところからの独立でしたが、独立してみていかがですか?

 

今はまだオープンして、2年と少し。順調ですし、目指している方向は間違っていないと感じてはいます。でもまだなんとも。10年経ったときにいいお店だな、やってよかったなと思えたらいいなと思っています。

 

 

 

プロフィール
CHAUSSE-PIED EN LAITON
代表/安齋 由美(あんざい ゆみ)

1983年生まれ。福島県出身。郡山ヘアメイクカレッジ卒業。都内3店舗を経て、2015年、東京・代官山に『CHAUSSE-PIED EN LAITON』を設立。目標は“感度”で日本一のサロンをつくりあげることと、美容業界のネガディブポイントの改善に役立つことのできる実力と影響力を持つこと。

 

(取材・文/福田 真木子 写真/河合 信幸)

 

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