人気サロンがイチオシする「美容師ブレイクスルー白書2019」。 第5回目は、国内屈指のデザイナー集団MINXでひときわ輝く新鋭トップデザイナー/後藤 晃成さん

自分の美容師人生を大きく左右する一年

 

 

Q.2019年はどんな年にしたいですか?

 

A.「何者かになるための一年」

 

自分の口から言うのもなんですが、自分の頑張り次第で過去最高に成長する一年になる気がします。デビュー2年目でサロンワークの売上も伸ばしやすいと思います。いろいろな媒体の編集者さんにアプローチするなど、より多くの人たちに自分たちの仕事を知ってもらうための種まきをしてきたので、それを刈り取れるかどうかも自分次第かなと。

 

僕の中では、28歳が美容師人生のキーポイントになると思っていました。来年28歳を迎えます。だから、この1年でどれだけ自分が成長できるかで、美容師として成功するか、つまらない美容師のまま終わるのか決まるような気がしているんですよ。自分が何者かになれるかどうか試される一年になりそうです。MINXの中ではもちろん、外から見た人たちから「あいつヤバいね」と言われるようになりたい。そのためには、デザインや情報発信、売上において外と戦えるレベルまで磨き上げたいと思います。

 

 

MINXの一員としては、いつまでも自分のことだけ考えていてはいけないという想いもあります。上も下も巻き込んで、デザインはもちろん、働き方や仕事に向かうスタンスの面でもいい影響を与えていきたいし、みんなが気持ちよく働ける環境をつくっていきたい。そのために自分に何ができるんだろうって考えているところです。

 

2019年からはコンテストも解禁して、クリエイティブな活動や社外へのアクションも起こしていきます。MINXでは社内のコンテストを経ることによって、MINX代表としての出場権を得られるのですが、11月にミルボンさんのDAインスパイアに出ることが決まっています。それまでにいくつかコンテストに出て結果を出していきたいです。

 

社内のカットコンテストも外せません。後輩たちが見ているので、しっかりと結果を出していきたいですし、先輩から「後藤ってたいしたことないじゃん」と見られるようなことがあってはいけない。「あいつはやることやっているし、結果も出すね」と思われるように、きっちりやり遂げたいですね。

 

 

 

プロフィール
MINX 青山店
トップデザイナー/後藤 晃成(ゴトウ コウセイ)さん

岐阜県出身。名古屋理容美容専門学校卒業後、代表取締役社長の岡村享央氏に憧れてMINX入社。人気デザイナーの元でアシスタントに励み、ヘアショーやコンテストにも積極的に参加。ナプラドリームプラス2017にて6位入賞などの実績を残す。2018年にデビューし、同年に新規指名数が全店2位となった注目の実力派トップデザイナー。

 

(取材/外山 武史・撮影/菊池 麻美)

 

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