リアルな心霊体験をした美容師たちのゾッとするエピソード9選
写真に写った未来のできごと(男性/30歳)
僕は、個人の活動で定期的に外部のカメラマンさんに、へアスタイルの撮影をお願いしています。その撮影では、いつもカメラマンさんが最後に協力してくれたモデルさんと僕の2ショット写真を記念に撮ってくれます。
昨年の夏も、いつものカメラマンさんとヘアスタイル撮影をしました。ただ、その撮影の帰り道、自転車で転んでしまい左手の薬指を骨折してしまったんです。幸い利き手ではなく、仕事は何とか行えていたので、「怪我するなんて、ついてないな」くらいにしか思っていませんでした。
しかし、後日カメラマンさんから「やばい!」と焦って連絡がきました。骨折する間際の撮影で撮った写真と一緒に。
そして、送られてきた写真を見て愕然…。笑顔でピースをしているモデルさんの横には左手の薬指だけ消えた僕が写っていたのです。
カメラマンさんと2人で、もしかすると僕に起こるできごとを予期していたのではないかと怖くなりました。なぜ僕の指だけ消えていたのか、それは今でもまったくわかりません。でも、消えていたのが指でよかった、命があってよかったと思っています。