夏本番までに覚えたい! キレイに決まる浴衣の着付け

リボン結びの結び方

 

 

①まず帯幅3つ分のところにクリップなどで印をつけます。ここが背中の中心になります。

 

②帯の手先からクリップまでの部分を半分に折ります。

 

③クリップのところが背中心に来るように一巻きします。

 

④二巻き目に帯板を入れます。

 

⑤二巻き目の背中のところで、たれ先側の帯を三角形に折り上げます。こうすると後で結びやすくなります。

 

⑥手先をたれ先の上にかぶせて、一結びします。結び目を縦にするとほどけにくくなります。この時、手先は肩に預けておきましょう。

 

⑦たれ先を畳んでリボンを作ります。リボンの幅は大体、肩幅に合うくらいにしてください。

 

⑧リボンの部分の内側を三分の一ほどずらし、真ん中でひだをつくります。

 

➈手先をリボンの上から被せて、下から上へと引き抜きます。もう一度上から被せて、結び目の下に手先を入れ込みます。帯の下に出てくる部分は折って中におさめます。

 

201507_news_2_8帯の通し方

 

⑩最後に、リボンの羽根を整えて、リボン結びの完成です!

 

 

201507_news_2_9浴衣外まとめ

 

講師の藤井まどかさんいわく、キレイに決まる着付けのコツは、一つひとつ手順を追って、丁寧にやっていくことなのだそう。あまり難しく考えることはないのだとか。ただし、こちらで紹介したのはごく一部。帯の結び方のバリエーションを増やすなど、お客さまのご要望を叶えるための努力は欠かせません。ぜひ、みなさんのペースで見識を深めていってください。

 

(取材・文/外山  武史)

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