美容業界の革命児誕生!? 美容学生YouTuber“もるさん”のユーザーの心を掴む秘訣に迫る
作り込みは自己満!? ユーザーに楽しんでもらえる動画を配信する秘訣
-順を追って動画を見ていくと、だんだん動画が進化してきていますね。
「ここ最近は慣れてきましたけど、はじめて1年くらいは1人でカメラに向かって話しているだけなのに緊張しちゃってました。
UUUMに所属してからは、周りのYouTuberの方から編集の仕方とか教えてもらって、昔よりできることが増えてきたので、楽しいなって思ってきましたね」
-見やすさでこだわっているポイントはありますでしょうか?
「アレンジ動画はMAX15分を目安にしているところですね。その理由が、僕が高校生の頃、朝鏡に向かってセットしていた時間がだいたい15分だったんですよ。だから見ている高校生も15分でできるものなら多分再現しやすいんじゃないかと思ってその時間設定にしています」
-新しい編集の方法を教わっているということなので、これから作り込んだ動画を作成する予定はありますでしょうか?
「いや、僕はこれ以上作り込んだ動画を作るつもりはないですね。例えば、『じゃあこれからワックスつけまーす』のあと、動画を一旦止めて、ワックスで作り込んでから、次の行程に移るときにまた録画を再開するような動画だと、『そりゃ作り込んだら(誰でも)できるよ』って視聴者が冷めちゃうと思うので、それは避けたいし、そもそも単純に編集には詳しくないし、難しいことはよく分からないんで(笑)」
-新しい編集方法を覚えたらついついそっちに流されちゃいそうですけど、そうじゃないんですね。
「作り込んだものを作っちゃうと更新頻度が下がると思うんで、それはやりたくないんですよ。
例えば、CGとか入れちゃって制作に1カ月かかるような作り込んだ動画を月1本、年間12本配信するなら、簡単なテロップが入った程度の動画を月に5本、年間60本配信してあげたほうがユーザーもうれしいと思うんですよね。ある程度分かりやすい動画であれば、それ以上の作り込みは制作者の自己満だと思っちゃいます」
https://www.youtube.com/watch?v=IDbOZQq0URo
↑一発撮りで見せるセット動画。107万以上の視聴数。