美容業界の革命児誕生!? 美容学生YouTuber“もるさん”のユーザーの心を掴む秘訣に迫る
Twitterフォロワー数18万人、YouTubeチャンネル登録者数28万人。(2015年2月末日時点)
今美容系コンテンツで圧倒的人気をほこるYouTuber『もるさん』。
一般ユーザーはもちろん、美容業界からも彼は一体何者? と注目を集めているとのことで、QJ編集部がいち早く噂の『もるさん』にインタビューを慣行。
普通の男の子が“ヘアアレンジ動画”で有名になるまでの軌跡に迫りました。また、ヘアアレンジ講座を配信した理由とは何なのでしょうか。
情報に飢えていた“イマドキ”の10代とYouTubeの出会い
-まずはじめに、もるさんがヘアアレンジに興味をもったきっかけ、また動画配信をはじめたのはなぜでしょうか。
「中学1年生のときに周りの友人たちの影響で、おしゃれに興味をもつと同時に、ワックスとかを使い始めて、そこからアレンジを始めました。
でもアレンジについていろいろ見たり調べたりしたくても、女性誌はたくさんあったんですけど、田舎だったんで、ヘアアレンジが載っている男性誌は全くなかったんですね。だから情報源が基本的にインターネットで。それでいろいろ調べていたら、最終的にYouTubeでヘアアレンジをしている人たちの動画にたどり着きました。
自分もmixiを使ってブログ形式で同じようなことをやっていたので、今度は動画でアレンジを配信してみようと思ったのがきっかけです」
-mixiで同じことというのは?
「高校生のころ、2日に1回〜1週間に1回、髪型をかえるたびにブログ形式でmixiにヘアアレンジの記事を書いていました。でも文字と写真だけで、アレンジのテクニックを伝えるのは難しいと思っていたところにYouTubeと出会いました。
当時のヘアアレンジ動画は、アレンジはしているんだけど無言か、顔を隠して配信している人が多かったので、mixiと同じノリで、ポイントを喋りながら動画を撮ってみようかなって思ったんです」
-動画を配信することに抵抗はなかったんですか?
「小さい頃ゲームが好きで、小学校の低学年くらいからインターネットで攻略方法とかを調べたりしていて、ネットにはかなり慣れていたのであまり抵抗はなかったですね。」
-視聴者のターゲットは決めているんでしょうか?
「自分が高校生のとき、髪型のセットを参考にしていたのが、YouTubeなので、 昔の僕みたいに東京に行きたくても行けない高校生とか、美容に興味を持ち始める中学生に向けて配信しています。
でも、独学で覚えたヘアアレンジなので、間違った情報を発信している可能性もなきにしもあらず…。なので、参考というよりあくまで1つの情報源・“ソース”として受け取ってくれるといいな。とは思っていますね」
-そういった若い子たちからのコメントを多く見受けられますが、ユーザーからのコメントはチェックしているんでしょうか?
「コメントは全て目を通しています。『有名人の髪型をセットしてみたシリーズ』はコメント欄の意見をもとに誕生しました。
ヘアアレンジに興味のない人も、そのファンの人が見てくれるかもしれないな。と思ったのも有名人のセットシリーズを始めようと思ったきっかけです」
https://www.youtube.com/watch?v=HMy8wW7oFt0
↑ 2012年4月6日公開の動画からスタート