注目YouTuberに聞く!「美容師による美容師のためのYouTube戦略2020」

チャンネル登録者数や再生数を追いかけていません!

 

 

Q.動画の再生数を伸ばすコツは?

 

InstagramからYouTubeにくる視聴者さんが多いので、世界観を統一するようにしています。Instagramがそうだったように、YouTubeもいずれ飽和状態になるでしょう。そうなったときに自分の強みを出すことが大事です。

たとえば、Instagramのヘアアレンジでブレイクした人は、自分の本意ではなかったとしてもヘアアレンジをやり続けなくてはフォロワーが離れてしまいます。僕はフォロワー数や再生回数を増やすことよりも、自分が伝えたいことを大事にしていきたい。Instagramで興味を持ってくれた人たち向けに、YouTube上でよりわかりやすく説明するというスタイルを貫いていきます。

 

Q.この人のYouTubeはチェックしていますという方はいますか?

A.sam kolderさんや大川優介さんのチャンネルをチェックしています。

 

海外のクリエーターのInstagramやVlogをよく見ています。映像もキレイだし、音楽もセンスがいいので参考にしています。日本人の場合は大川優介さんのチャンネルを見て、Vlogや動画編集の参考にしています。

 

何のためにYouTubeチャンネルをつくるのか明確にしよう!

 

 

Q.2020年の動画市場はどうなると思いますか?

A.競争がシビアになるからこそ、「何を伝えるための動画か」を追求することが大事。

 

5Gが普及することで動画が爆発的に増えることになると思います。残念ながらこれは美容師にとって追い風というわけではないです。なぜなら、競合が増えるから。

 

もちろん芸能人が今以上に参入するし、YouTubeだけではなく、ネットフリックスやアベマTVなどもコンテンツが増えるでしょう。そうなると、世の中の人が動画を視聴する時間が増えます。全体的に動画の視聴時間が増えている中で、自分の動画を食い込ませるのは至難の技。だからこそ一度「何を伝えるための動画か」を真剣に考えてみるべきだと思います。

 

動画をつくるには費用と時間がかかります。それでも伝えたいことは何か。核となるものがある人は続けていけると思いますが、そうではない人は、結果が出ずに途中で心が折れてしまうかもしれません。

 

Q.YouTubeを始めようと思っている方へメッセージをお願いします!

A.いきなりYouTubeチャンネルをつくるのではなく、核となる部分を決めてほしい。

 

個人で始めるのであれば、自分らしさを全面的に出していけばいいと思います。でも、チームでやるのであれば、そのチャンネルにどういう意味があるのか最初に方向性を明確にして、共有したほうがいいんじゃないでしょうか。核となる部分を決めてからのほうがブレないし、期待する結果も得やすいと思います。

 

プロフィール
Ways TOKYO代表
木村一平(きむら いっぺい)

大阪府高槻市出身。関西美容専門学校卒業。ニューヨーク州美容師ライセンス取得者。東京・表参道の有名店を経て、同年代の仲間とWays TOKYOを立ち上げる。InstagramとYouTubeで多くのファンを抱えており、ファッションモデルやメディア関係者にも慕われている。2015年頃にYouTubeチャンネルを開設。数年の休止期間を経て2020年にYouTube再開。ヘアスタイリング、ヘアアレンジのHow to動画やお客様のBefore & After 動画を Vlog形式で解説。

 

木村一平さんのYouTubeはこちら

 

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